電車の中吊りで知った、「anan」の特集「自分のブランド力を高める」をコンビニで立ち読み。副題「わたしブランド・イメージ戦略必勝法」。

トム・ピーターズは『brand you（ブランド人になれ）』という本で、１人１人がブランドにならなければいけないと説いた。

ダニエル・ピンクは『Free Agent Nation（フリーエージェント社会の到来）』で、ますますひろがるフリーエージェント現象について報告した。

このananの特集は、あくまでも女性向けの切り口ではあったが、「マーケティング」「アピール力」など、まんまビジネス本かと思わせる文句が並んでいた。

「anan」レベルで「自分のブランド力」「わたしブランド」という見方が浮上していることに驚いた。

たしかに、男よりも女のほうが、組織ではなく「自分」という単位で考えている気はする。男はいまだに「オーガニゼーション・マン」で、女のほうが「ブランド人」に近いのだ。