2005.10.14
Webの見方を変える 「Memeorandum」
Web 2.0関連の情報が豊富なTechCrunchに、「Memeorandum is Changing the Web」(MemeorandumはWebを変えつつある)という大げさなタイトルのエントリがのっている。

その「Memeorandum」 -- たぶん「ミームオランダム」と読むのだろう 「Meme」(ミーム)と「Memorandum」(メモランダム)をかけあわせた造語 -- とは、このサイトだ。



Memeorandum
http://tech.memeorandum.com/

TechCrunchでは、以前もこのサイトを紹介していて(「Memeorandum Is Exceptional」)、そのときもいちど見てみたのだが、あまりピンとこなかった。Google Newsみたいなものか、と思ったくらいだった。

しかし今回の2回目の紹介では、Robert ScobleDave WinerがMemeorandumを絶賛している言葉が引用されていて、そんなにスゴいの!?とあらためて興味がわいてきた。

そして、前よりもじっくり見てみて、今度はそのスゴさを理解できた気がする。

Memeorandumの仕組みは、TechCrunchの2回の紹介文でわりと詳しく書かれているが、ざっくりいえば、ブログやニュースを「トピック中心に組織する」というものだ。

「話題の発生源」のような役割を演じている中心的なエントリを最初に置き、その同じ話題を扱っている関連エントリを「Discussion」として、そこに小さくぶら下げる格好で並べる。これをニュースサイトのようなシンプルなレイアウトで配置して、5分おきに更新しているようだ。

こうして文で書くと別にたいしたことないようにも思えるのだが、じっさい「Memeorandum」を何度も見ていると、この面白さがじわじわ効いてくる。

ブログ界でいま何が話題になっているか、それを5分おきに「撮影」した、スナップショットみたいなものだ。

この「感じ」は、サーチエンジンでも、RSSリーダーでも、ソーシャルブックマークでも味わえない、たしかに「初めての感覚」だと思う。

TechCrunchでは、このMemeorandumを「1日に少なくとも15回」は見ている、と書いてある。

Web 2.0っぽい派手さとは違う、むしろ地味なくらいのサイトだが、確かにこれは「静かな革命」という気がする。