2004.01.08
断食 / 甲田光雄 / ウェルネス
最近、女性のあいだで「断食(だんじき)」がちょっと話題になっているらしい。

ダイエットではなく「断食」。断食はガンジーもやっていたし、長い歴史がありそうだ。

ちょっと調べてみると、「断食」「プチ断食」「ファスティング」はすでに女性のあいだで大流行といってもいい様相だ(Googleの「断食」検索結果)。

こうなると、どうにも商売っぽい「にわか断食」もあふれている感じだが、そんな中で、以前から断食・少食を提唱している甲田光雄という人を発見。

甲田光雄
http://www.nishikai.net/japan/koda/kodaprf.html

甲田療法解説によると、

甲田先生をふくめこれを実践する医者方々は患者を治療する"医者"ではなく、ただアドバイザーとして指導し励ますだけです

とのこと。これは面白い。

病気になってしまったら、どうしても施術や投薬が必要な場合はもちろんある。しかし普段からの健康という意味では、食生活、姿勢、運動といったものの役割がむしろ大きい。

これにピッタリの言葉が「ウェルネス(wellness)」だ。病気(illness)になってしまってから直すのではなく、病気にならず、快適な生活を送れるように健康を維持すること。

gooの辞書を引いてみると、「(計画的な努力によって得られた)健康(状態)」とある。単に健康な状態ではなく、意識的に維持するのが「ウェルネス」だ。

いわゆる医者、施術や投薬をする医者は「illness」を治療する側だが、「ウェルネス」をキープするには、「ただアドバイザーとして指導し励ますだけ」のようなアプローチがむしろいいと思う。

病気を治療する医者というのは立派な職業だが、病気の患者が多いほうが儲かるという側面があることも事実だろう。その意味では、病気にならないようにアドバイスするというのは、「医学のオープンソース」みたいな感じもする。

甲田光雄の方法は、主に次の3つらしい。

1.断食療法
食事を摂取しない期間をつくり、排毒と内蔵の機能回復をはかる。

2.食事療法
内蔵及び血行をよくする食事で排毒作用と免疫を高める。

3.身体強化と矯正(体操など)


この3つの組み合わせは、かなり納得できる気がする。

私は運動らしい運動もしていないし、太りすぎもいいところ。ひとまず、このどこかピンときた甲田光雄という人の提唱することを理解して、実践してみることにしたい。

甲田光雄は本も書いているので、入手したらまたあらためて書いてみよう。

ひとまず「ウェルネス」カテゴリーを新設。