asahi.com : 「物になぜ重さ？」仕組みの一段階確認　東大教授ら
http://www.asahi.com/science/update/0307/001.html

新聞レベルではいいのかもしれないけど、「重さ」と「質量」は違う、と習ったよね？

いわゆる「重さ」は物体にかかる「重力」なので「力」の次元で（単位は「N（ニュートン）」や「kg重（キログラム重）」）、質量は質量の次元（「kg（キログラム）」や「g（グラム）」）。物体を無重力空間に持っていけば、重さはなくなるが、質量はなくならない。

私も中１だか高１だかで初めて習ったときは、「キログラム重」という単位がしばらく理解できなかった覚えがある（というか物理というもの自体、ずっと苦手だったのだが）。

私の場合、運動方程式「ma=f」や、「重力場」のイメージを理解して初めて、物体が持っている質量と、物体にかかる重力（重さ）の違いがわかった。これを教えないうちに、質量と重さの違いを教えるのは難しいかもしれない。