2004.03.10
ウルトラ・ディープ・フィールド (超深宇宙)
asahi.com : 月面の蛍の光ほどの明るさ ハッブルが「超深宇宙」撮影
http://www.asahi.com/science/update/0310/002.html

米宇宙望遠鏡科学研究所は9日、ハッブル宇宙望遠鏡が4カ月がかりで撮影した「ウルトラ・ディープ・フィールド」(超深宇宙)の画像を発表した。
 写っていたのは約1万個の銀河。中には、137億年前に宇宙が誕生してからわずか4億~8億年後のものもある。いま人類が目にすることのできる最も遠い場所が初めてとらえられたことになり、最遠の銀河も写っているとみられる。
あまりに遠いため、各銀河の明るさは地球から見た月面の蛍の光ほど。
 これを、1.6キロ先の硬貨の鋳造年を読めるほどの倍率で観測。赤外線と可視光線のカメラ2台を「ろ座」という星座の特定領域に向け、望遠鏡が地球を400周する間に計100万秒も露光した。
 超深宇宙の観測は宇宙の成り立ちを探るのに役立つが、全天で超深宇宙領域を撮影するには100万年かかるという。


撮影に要した技術や時間も相当のものに違いないが、この美しさはどうだ。

これが宇宙だったのか。

関連ページ:

HST/ACS Ultra Deep Field
http://www.stsci.edu/hst/udf/
Hubble's Deepest View Ever of the Universe Unveils Earliest Galaxies
http://hubblesite.org/newscenter/newsdesk/archive/releases/2004/07/
Astronomy Picture of the Day : The Hubble Ultra Deep Field
http://sprite.phys.ncku.edu.tw/~astrolab/mirrors/apod_e/ap040309.html
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