Google、Orkutを統合へ / これからのソーシャルネットワーク技術の方向
ITmedia : Google、交流ネットワークを検索に統合へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0403/23/news016.html
CNET Japan : グーグルCEO、ソーシャルネットワーク「Orkut」を利用した検索を提案
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20065020,00.htm
大人気のOrkut、Googleに統合へ。
新しい「ピープル」とかいうタブがつくのかな。
となると、Invitation方式とかログインはどうなるんだろう?
いまのOrkutは、すでにメンバーの人から招待されないとメンバーになれない。かつ、メンバーの人もログインしないと、中のデータは見れない。
GoogleがOrkutを統合した場合、もし現在と同じ方式なら、Orkut部分を使うには、ログインしなければならない。
ログインすれば個人情報がサーバ側に筒抜けだから、そこで検索したものは、どんどんGoogleサーバの個人ヒストリーに入る(ポリシー的には「取らない」と謳うことはありそうだが、技術的には余裕で取れる)。
いまはOrkut単体だから、みんな楽しく遊んでいるが、これがGoogleに統合されると、ちょっと話が違ってくる。
Orkutなどのソーシャルネットワーク技術はこれから、個人のプロフィールデータは個人自身(あるいは個人が信頼するエージェント)が管理する方向に動くだろう(現在の「ホームページ」のように)。
データやネットワーク自体も丸抱えしている現在のOrkutのようなやり方は、ひと昔前のパソコン通信にちょっと似ている。これが、インターネットのようなパブリックな仕組みに置き換えられていくことは必然だろう。
個人データ自体はみんな自分で持って、公開ポリシーを自分で設定し、そこにさまざまなサービスのロボットがやってきてデータを収集し、自社サーバにインデックスを作成する。何かを「すばやく発見」したいときは、それぞれのサービスを使い、その利便性・価値に対して何かを支払う。
というわけで、ソーシャルネットワーク技術はこれから、「ホームページのようなかたちで自分のプロフィールを自分で公開する」という方向に動き、サービス提供者はそれのデータを溜め込むという方向に動くはずだ。
つまり、これまで企業サイトの「about us」とか、個人サイトの「プロフィール」などでずっと行われてきたことが、メタデータ、セマンティック・ウェブの枠組みに乗ってくる。
当面の最有望技術は、「小文字のセマンティック・ウェブ」だろう。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0403/23/news016.html
CNET Japan : グーグルCEO、ソーシャルネットワーク「Orkut」を利用した検索を提案
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20065020,00.htm
大人気のOrkut、Googleに統合へ。
新しい「ピープル」とかいうタブがつくのかな。
となると、Invitation方式とかログインはどうなるんだろう?
いまのOrkutは、すでにメンバーの人から招待されないとメンバーになれない。かつ、メンバーの人もログインしないと、中のデータは見れない。
GoogleがOrkutを統合した場合、もし現在と同じ方式なら、Orkut部分を使うには、ログインしなければならない。
ログインすれば個人情報がサーバ側に筒抜けだから、そこで検索したものは、どんどんGoogleサーバの個人ヒストリーに入る(ポリシー的には「取らない」と謳うことはありそうだが、技術的には余裕で取れる)。
いまはOrkut単体だから、みんな楽しく遊んでいるが、これがGoogleに統合されると、ちょっと話が違ってくる。
Orkutなどのソーシャルネットワーク技術はこれから、個人のプロフィールデータは個人自身(あるいは個人が信頼するエージェント)が管理する方向に動くだろう(現在の「ホームページ」のように)。
データやネットワーク自体も丸抱えしている現在のOrkutのようなやり方は、ひと昔前のパソコン通信にちょっと似ている。これが、インターネットのようなパブリックな仕組みに置き換えられていくことは必然だろう。
個人データ自体はみんな自分で持って、公開ポリシーを自分で設定し、そこにさまざまなサービスのロボットがやってきてデータを収集し、自社サーバにインデックスを作成する。何かを「すばやく発見」したいときは、それぞれのサービスを使い、その利便性・価値に対して何かを支払う。
というわけで、ソーシャルネットワーク技術はこれから、「ホームページのようなかたちで自分のプロフィールを自分で公開する」という方向に動き、サービス提供者はそれのデータを溜め込むという方向に動くはずだ。
つまり、これまで企業サイトの「about us」とか、個人サイトの「プロフィール」などでずっと行われてきたことが、メタデータ、セマンティック・ウェブの枠組みに乗ってくる。
当面の最有望技術は、「小文字のセマンティック・ウェブ」だろう。