より良いCMSを作る
yamdas.org : より良いCMSを作る
http://www.yamdas.org/column/technique/bettercmsj.html
yomoyomoさんによる、Jeffrey Veen 「Making A Better CMS」の日本語訳。
こんなテキストがあったとは。
yomoyomoさんの翻訳シリーズは、日本語訳を提供するというだけでなく、その文書の存在自体を広めるという点でも大きな役割を果たしている。
yomoyomoさんも書いている通り、これの著者Jeffrey Veenは、HotWiredのデザインコラムなどで知られ、たしかHotWiredそのもののデザイン・ディレクターだった人だ。
『戦うWebデザイン』もいい本だが、初期の『ホットワイアード・スタイル』のほうが、感電してしまうような熱気につつまれていて、個人的には好きだった(ゴースケ・タカマの訳も良かった)。
そしてこれもyomoyomoさんが書いている通り、Jeffrey Veenの同僚(adaptive path)に、JJGことJesse James Garretがいる。この人がRebecca Bloodのダンナで、yomoyomoさんはRebecca Bloodの『ウェブログ・ハンドブック』の訳者だ。
JJGの『The Elements of User Experience』は、Webに関連する本の中で、私がもっとも影響を受けた本のひとつだ。この本のエッセンスは、この図(PDF)に凝縮されている。
「より良いCMSを作る」で、Jeffrey VeenがPloneの作り方に文句をいっている(<君のことだよ、Plone 君>という一節がある)のを見て、私はうれしく思った。
CMS、特にオープンソースCMSが、いまのところエンジニア主導でできていることは間違いない(それでもPloneはいちばんマシな方だろう)。Jeffrey VeenやJesse James Garretなどを筆頭として、デザイン・情報アーキテクチャ系の優れた才能が、エンジニアサイドの優れた才能と合体すれば、最強のCMSが生まれるのではないか。
CMSに限らず、オープンソース・ソフトウェアにもっとも欠けているのが、「優れたデザイン」である。OSやデータベース、Webサーバなどのオープンソース・ソフトウェアに比べて、CMSやブログツールなどは、そのようなコラボレーションがしやすいレイヤーにあると思う。
http://www.yamdas.org/column/technique/bettercmsj.html
yomoyomoさんによる、Jeffrey Veen 「Making A Better CMS」の日本語訳。
こんなテキストがあったとは。
yomoyomoさんの翻訳シリーズは、日本語訳を提供するというだけでなく、その文書の存在自体を広めるという点でも大きな役割を果たしている。
yomoyomoさんも書いている通り、これの著者Jeffrey Veenは、HotWiredのデザインコラムなどで知られ、たしかHotWiredそのもののデザイン・ディレクターだった人だ。
『戦うWebデザイン』もいい本だが、初期の『ホットワイアード・スタイル』のほうが、感電してしまうような熱気につつまれていて、個人的には好きだった(ゴースケ・タカマの訳も良かった)。
そしてこれもyomoyomoさんが書いている通り、Jeffrey Veenの同僚(adaptive path)に、JJGことJesse James Garretがいる。この人がRebecca Bloodのダンナで、yomoyomoさんはRebecca Bloodの『ウェブログ・ハンドブック』の訳者だ。
JJGの『The Elements of User Experience』は、Webに関連する本の中で、私がもっとも影響を受けた本のひとつだ。この本のエッセンスは、この図(PDF)に凝縮されている。
「より良いCMSを作る」で、Jeffrey VeenがPloneの作り方に文句をいっている(<君のことだよ、Plone 君>という一節がある)のを見て、私はうれしく思った。
CMS、特にオープンソースCMSが、いまのところエンジニア主導でできていることは間違いない(それでもPloneはいちばんマシな方だろう)。Jeffrey VeenやJesse James Garretなどを筆頭として、デザイン・情報アーキテクチャ系の優れた才能が、エンジニアサイドの優れた才能と合体すれば、最強のCMSが生まれるのではないか。
CMSに限らず、オープンソース・ソフトウェアにもっとも欠けているのが、「優れたデザイン」である。OSやデータベース、Webサーバなどのオープンソース・ソフトウェアに比べて、CMSやブログツールなどは、そのようなコラボレーションがしやすいレイヤーにあると思う。