Kevin Smithの伝説的なインディ・ムービー、『Clerks』の続編が作られているそうだ。


『Clerks』より DanteとRandal （画像は『Clerks』 Webサイトより）

『Clerks』はアメリカのコンビニを舞台にした、低予算のモノクロ・インディー映画（1994年）。私が見たのはたしか、７～８年くらい前だ。舞台のコンビニで働く若者たちはみな毒舌を吐き、刹那的に生きているが、芯の通ったところもあり、どこか泣かせる。ユーモラスで気取らないアメリカン・カルチャーの真髄のような、カッコいい作品だった。

監督のKevin Smith自身が、たしかコンビニで働いて貯めたお金をこの作品の制作費にあてていて、彼のコンビニ時代の経験がこの映画に生かされている、という話だったように思う。

その『Clerks』の続編、『Clerks 2』が製作に入っているというのだ。

Clerks 2: The Passion of the Clerks
http://clerks2.com/

この公式サイトはブログになっていて、製作の様子が毎日更新されているようだ。
ちょっとしたメイキング・ムービーまで、どんどん公開されている。これってスゴくない！？

「Camera Prep - 101」というムービーを見ると、音楽にちょっとだけデュラン・デュランの「Girls on Film」が使われていた。カメラテストのイージーな感じに、この80年代初頭のダサ・カッコいい曲が絶妙にハマっている。こんなところにも、Kevin Smithの美学を感じた。

監督のKevin Smithは、「The Passion of the Clerks - “Back to the Well”」でしゃべっている人です。彼のブログもあった（サイト名の「サイレント・ボブ」とは、『Clerks』で彼自身が演じた無口な役柄）。

『Clerks』のページに、短いムービー集もありました。これとか、この映画の雰囲気を伝えている感じ。
画像もたくさんあります。やっぱ『Clerks』、カッコいいな～。また観たい。

ネタ元 :
David Seah - “The Passion of the Clerks” Video Journal
http://davidseah.com/archives/2005/10/18/the-passion-of-the-clerks-video-journal/