2006.01.11
わたしたちはみな、開いた檻にいる動物
らいおんの隠れ家 - ポール・グレアム「就職なんてもう古い」
http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20060110

ハッカーと画家』などで知られる、Paul Grahamのテキストの翻訳。

原文 : Hiring is Obsolete
http://www.paulgraham.com/paulgraham/hiring.html

すばらしい内容で、感銘を受けた。

個人的には、チャンスが訪れているのに気づかないことを、
「開いた檻(おり)」にたとえている部分が印象に残った。

<動物を檻から解放しても、しばらく檻が開いていることに気づかないってことを知ってるかい?
追い出すために、棒でつっつかなきゃいけないこともしょっちゅうだ>。

大学生に限らず、いまはやる気のある人にとって、
すごいチャンスの時代だという気はする。

わたしたちはみな、開いた檻にいる動物なのかもしれない。


関連 :
Practical Scheme
http://practical-scheme.net/index-j.html

ハッカーと画家』の監訳者でもある川合史朗氏による、Paul Grahamのテキストの日本語訳がたくさんある(多くが『ハッカーと画家』に収録されている。対応表)。

普通のやつらの上を行け」には、ベンチャーを起業してYahoo!に売却したPaul Graham自身の自伝的な内容も含まれていて、今回の「就職なんてもう古い」のお手本としても読める。