2006.01.12
Googleに入ったPython作者、Guidoからの報告
Googleに入ったPython作者、Guido van Rossumが、Googleでの様子などについて書いている。

All Things Pythonic - Python Status Update
http://www.artima.com/weblogs/viewpost.jsp?thread=143947

Googleでの仕事について書いている、最初のセクションをざっと訳してみました。

大意:

ところで、Googleでの新しい仕事はスゴイよ!まるで大学に戻ったみたいだ。デキる人たちが山ほどいて、それもただのプログラマーじゃない。Googleが雇った人はみんな、それぞれの領域で平均以上の人ばかりだ。ここにはいつも学ぶことがある。きっと最初の3か月くらいは圧倒されつづけるだろう。くつろげるようになるまでには1年くらいかかりそうだ。(無料の食事については言ったっけ?)

Googleでは、Pythonは大きな存在だ。このブログをGoogleにチェックしてもらうことは望まないので、詳細は書けないけど、GoogleでのPythonはC++、Javaに次ぐ第3の位置にあることは間違いない。ビルドツールから広告管理まで、いたるところで使われている。もしあなたがPythonのサードパーティモジュールを作っているなら、Googleの誰かがそれを使っているだろうと思うくらいだ。だから、ここはエキサイティングな環境だ -- ほんとうに大規模なPythonの開発がどういうものなのか、そしてそのどこが大変なのか、この目で見たのは初めてだ。

私は自分の時間の50%を、Pythonの開発に費やすようになったことは書いたかな?もちろん、残りの50%もPythonなんだけど、それは会社向けのものだ。幸運なことに、その2つを区別するのはかんたんだ。もしスペース2つのインデントを使っていたら、それは会社のコードだ。もしスペース4つのインデントを使っていたら、それはオープンソースだ。 (もしタブを使っていたら、それは私が書いたコードじゃないよ! :-)
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