「クールビズ」は世界に広まっていた
あの「クールビズ」キャンペーンは、いつのまにか世界に広がっていたらしい。
クール・ビズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%93%E3%82%BA
<クール・ビズ(COOL BIZ、造語)は、日本において夏期に環境省が中心となって行なわれる環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン、ないしはその方向にそった軽装をいう。小泉政権下の2005年に始められた>。
このウィキペディアの解説ページを見ると、日本語のほかに14もの言語で「クール・ビズ」の解説ページがある(上記ページの左下「他の言語」のところ)。
「日本国外での反響」の項目には、以下のようにある。
<中国では、当時の日本の首相である小泉純一郎がラフな服装で登場した日本式の軽装が注目されており、「清涼商務(チンリヤンシャンウー、qīngliáng shāngwū)」という当て字が使われている。これはあくまでも日本の「クール・ビズ」を指しているが、中国では新語として定着するまでになっていない。 韓国の環境部は2006年6月にクール・ビズ・キャンペーンを開始すると発表した。趣旨は日本のものと同様である。
また、2006年7月にはイギリスのナショナルセンターである労働組合会議(TUC)が、猛暑続きの夏季にはクールビズに倣い、公務員や民間企業における服装の簡素化を提唱している。ただ、イギリスでも議会や、企業でも重要な顧客との会議などの席では、未だに厳格な服装着用を求める声が根強く、定着にはまだまだ程遠いのが現状である。
2007年10月19日には、地球環境行動会議において、ノーベル平和賞に選ばれた気候変動に関する政府間パネルのラジェンドラ・パチャウリ議長が講演し、「技術的改善だけでなくライフスタイルの変化が不可欠。クールビズで日本はすばらしい手本を世界に示した」とクールビズを称賛した>。
まだ世界的にはそれほど一般的ではないようだが、着実に広まっている感じだ。2007年10月19日の地球環境行動会議で賞賛されたということで、今年2008年の夏にはもっと広まっているだろう。
また上記ページの「政界の反応」のところには、以下のようにある。
<かつて、第二次オイルショック後の1979年、第1次大平内閣にて半袖の背広である「省エネスーツ」が提唱された。羽田孜が夏期によく着用していることでも知られているが、一般にはほとんど普及しなかった。「新・省エネルック」ともいわれる今回の提案はどれほど定着してゆくのか注目されている>。
「省エネルック」って、たしかにあったなあ。「省エネルック」の解説ページもあった。
省エネルック
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%81%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF
<省エネルック(しょうエネルック)は、クール・ビズ運動の始祖にあたる運動で、1970年代後半にオイルショックの影響を受けて時の政府が中心となって始めた>。
<スタイルとしては半袖開襟のワイシャツやスーツが特徴的で、東南アジアなど熱帯国のスタイルを取り込む形であった。大平正芳や羽田孜ら、人気政治家が着用を推進したことから、一時人気が沸騰しかけたが、あまりにも見栄えがよくないため、ほとんど普及することなく終わった。いまでも珍妙なスタイルの同義語的に利用されることがあり、マスコミは笑いの対象にしている。しかし、現在のクールビズの祖として果たした役割は大きい。羽田孜は、今でもこのスタイルで数々の行事に参加しており、息子の羽田雄一郎も同様のスタイルである。また羽田親子は、中国の人民服のようなものもよく着ており、スーツだらけのパーティー会場などでも異彩を放っている。このスタイルには、「格好悪い。政治家の格好ではない。」という意見もあるが、一方で「近寄りがたい雰囲気を排除してくれる」という評価もある。
民主党参議院議員であった若林秀樹も、羽田孜に影響されて愛用していた。しかし、クールビズが普及すると女性を中心に「ダサい」と評されるようになってしまい、以降あまり人前では着用していないようである>。
誰が書いているかわからないけど、この解説はいいなあ。ユーモラスで、かつバランスもとれている。
格好悪いと言われながらもこのスタイルを貫く羽田孜元首相、グッジョブ!
「クールビズ」とか「省エネルック」といった細かい工夫については、日本はホント得意な国だと思う。
こういう、日本では嘲笑されがちでも、世界に発信すればウケるアイディアというのはまだまだありそうだ。
クール・ビズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%93%E3%82%BA
<クール・ビズ(COOL BIZ、造語)は、日本において夏期に環境省が中心となって行なわれる環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン、ないしはその方向にそった軽装をいう。小泉政権下の2005年に始められた>。
このウィキペディアの解説ページを見ると、日本語のほかに14もの言語で「クール・ビズ」の解説ページがある(上記ページの左下「他の言語」のところ)。
「日本国外での反響」の項目には、以下のようにある。
<中国では、当時の日本の首相である小泉純一郎がラフな服装で登場した日本式の軽装が注目されており、「清涼商務(チンリヤンシャンウー、qīngliáng shāngwū)」という当て字が使われている。これはあくまでも日本の「クール・ビズ」を指しているが、中国では新語として定着するまでになっていない。 韓国の環境部は2006年6月にクール・ビズ・キャンペーンを開始すると発表した。趣旨は日本のものと同様である。
また、2006年7月にはイギリスのナショナルセンターである労働組合会議(TUC)が、猛暑続きの夏季にはクールビズに倣い、公務員や民間企業における服装の簡素化を提唱している。ただ、イギリスでも議会や、企業でも重要な顧客との会議などの席では、未だに厳格な服装着用を求める声が根強く、定着にはまだまだ程遠いのが現状である。
2007年10月19日には、地球環境行動会議において、ノーベル平和賞に選ばれた気候変動に関する政府間パネルのラジェンドラ・パチャウリ議長が講演し、「技術的改善だけでなくライフスタイルの変化が不可欠。クールビズで日本はすばらしい手本を世界に示した」とクールビズを称賛した>。
まだ世界的にはそれほど一般的ではないようだが、着実に広まっている感じだ。2007年10月19日の地球環境行動会議で賞賛されたということで、今年2008年の夏にはもっと広まっているだろう。
また上記ページの「政界の反応」のところには、以下のようにある。
<かつて、第二次オイルショック後の1979年、第1次大平内閣にて半袖の背広である「省エネスーツ」が提唱された。羽田孜が夏期によく着用していることでも知られているが、一般にはほとんど普及しなかった。「新・省エネルック」ともいわれる今回の提案はどれほど定着してゆくのか注目されている>。
「省エネルック」って、たしかにあったなあ。「省エネルック」の解説ページもあった。
省エネルック
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%81%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF
<省エネルック(しょうエネルック)は、クール・ビズ運動の始祖にあたる運動で、1970年代後半にオイルショックの影響を受けて時の政府が中心となって始めた>。
<スタイルとしては半袖開襟のワイシャツやスーツが特徴的で、東南アジアなど熱帯国のスタイルを取り込む形であった。大平正芳や羽田孜ら、人気政治家が着用を推進したことから、一時人気が沸騰しかけたが、あまりにも見栄えがよくないため、ほとんど普及することなく終わった。いまでも珍妙なスタイルの同義語的に利用されることがあり、マスコミは笑いの対象にしている。しかし、現在のクールビズの祖として果たした役割は大きい。羽田孜は、今でもこのスタイルで数々の行事に参加しており、息子の羽田雄一郎も同様のスタイルである。また羽田親子は、中国の人民服のようなものもよく着ており、スーツだらけのパーティー会場などでも異彩を放っている。このスタイルには、「格好悪い。政治家の格好ではない。」という意見もあるが、一方で「近寄りがたい雰囲気を排除してくれる」という評価もある。
民主党参議院議員であった若林秀樹も、羽田孜に影響されて愛用していた。しかし、クールビズが普及すると女性を中心に「ダサい」と評されるようになってしまい、以降あまり人前では着用していないようである>。
誰が書いているかわからないけど、この解説はいいなあ。ユーモラスで、かつバランスもとれている。
格好悪いと言われながらもこのスタイルを貫く羽田孜元首相、グッジョブ!
「クールビズ」とか「省エネルック」といった細かい工夫については、日本はホント得意な国だと思う。
こういう、日本では嘲笑されがちでも、世界に発信すればウケるアイディアというのはまだまだありそうだ。