2008.10.04
「わび」と「さび」の違い
ウィキペディア - わび・さび
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F..

<わび・さび(侘・寂)は、日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す。本来は、侘(わび)と寂(さび)は別の概念である>。

よく「わびさび」と言われるが、「わび」と「さび」は別の概念だったのだ。

<侘(わび、侘びとも)とは、動詞「わぶ」の名詞形で、その意味は、形容詞「わびしい」から容易に理解されるように「立派な状態に対する劣った状態」となる。転じては「粗末な様子」、あるいは「簡素な様子」を意味している。もっと端的にいえば「貧しい様子」「貧乏」ということになろうか。本来は良い概念ではなかったが、禅宗の影響などもあってこれが積極的に評価され美意識の中にとりこまれていった>。

「わび」は粗末・簡素・貧しさを評価する美意識で、茶道から出てきているようだ。

<寂(さび、寂びとも)は動詞「さぶ」の名詞形で、本来は時間の経過によって劣化した様子(経年変化)を意味している。転じて漢字の「寂」が当てられ、人がいなくなって静かな状態を表すようになった。同様に金属の表面に現れた「さび」には、漢字の「錆」が当てられている>。

「さび」は古さや経年変化、人がいない静かさなどを評価する美意識で、俳諧・俳句から出てきているようだ。

ウィキペディアの各国語版にも、「わび・さび」のページがある(英語ドイツ語フランス語イタリア語スペイン語フィンランド語韓国語など)。外国語で「わび・さび」が説明されているのは、どこかシュールな感じで面白い。
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