2008.12.18
吉田のうどん
ウィキペディアの「うどん」ページを見ていて、「吉田のうどん」というものを知った。

ウィキペディア - 吉田のうどん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89..



<吉田のうどん(よしだのうどん)は山梨県富士吉田市及び同市を包含する山梨県郡内地方で食べられているうどんである。2007年農林水産省が各地に伝わるふるさとの味の中から選定した「農山漁村の郷土料理百選」のひとつである>。

<5万人規模の富士吉田市には50軒以上のうどん店があり、およそ1000人に1軒の高い比率である。価格は一杯250円~500円と比較的安い。道の駅富士吉田の軽食コーナーや、市内各地で提供されている。また、近隣地域にも点在している>。

山梨県富士吉田市 - 吉田のうどん
http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=362

吉田のうどん 店舗一覧表
http://www.fujiyoshida.net/forms/info/info.aspx?info_id=2002

<宴会と祝儀などの時は、必ず「うどん」を食べて終わりにするのが“うどん好き”の吉田の土地柄です>。

<吉田名物の「手打ちうどん」は、この土地の人々が富士北麓(ほくろく)の厳しい自然とともに歩むなか、何代にもわたって育んできた伝統の料理といえます>。
 
<味を引き立てるため、「ねぎ」や「七味唐辛子」などの薬味をいれます。また、この他にゴマ、醤油、砂糖などで作った薬味(「すりだね」と呼ばれています。)を加えたりもし、腰のある「吉田のうどん」の味を支えています>。

うどんといえば「讃岐うどん」しか知らなかったが、富士山の近くにも「うどん地帯」があったとは。50以上のうどん店舗一覧・うどん写真が載っていて、店によってかなり違う感じだが、どれもおいしそうだ。

Adventures in Noodles - Yoshida Udon Page
http://www.pdmz.com/udon.html



この「Adventures in Noodles」は、富士吉田市の隣にある西桂町で英語助手をしているピーター・マーティンさんによる、吉田のうどん紹介サイト。

ピーター・マーティンさんは、富士吉田市観光協会の「吉田のうどんスタンプラリー」を全店制覇した(当時63店)。ここにはその全店の詳細な写真とレビューが載っている。


(リンク先の下のほうにある「Our Shop Visits & Reviews」 各店がそれぞれリンクになっている)

この偉業に対して、ピーター・マーティンさんは富士吉田市観光協会から「Ambassador of Udon(うどん大使)」に任命されたという。

Ambassador of Udon
http://www.pdmz.com/ambassador.html

ピーター・マーティンさんが取材されたテレビニュースの動画や新聞の切り抜きなどがたくさん載っていて、とても面白い。

新聞記事
http://www.pdmz.com/pics/img001v.jpg



NHKニュースの動画
http://www.pdmz.com/videos/nhkdigital.mov

ニュースの動画では、ピーター・マーティンさんが店に入ってうどんを食べる様子が映っていて、地元のうどん店内の雰囲気もわかる。

ピーター・マーティンさんの充実したサイトを見ていると、富士吉田市に行って、うどん屋を回りたくなってくる。さすが「Ambassador of Udon」だ。


関連:
ウィキペディア - うどん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93
めちゃめちゃ詳しい。「日本国内における地方のうどん」、こんなにたくさんあったとは。