2013.05.31
ルイ・リュミエール『工場の出口』(1895年) 世界最初の実写映画
ウィキペディア - 工場の出口
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A5..



<『工場の出口』(こうじょうのでぐち、フランス語: La Sortie de l'usine Lumie`re a` Lyon)は1895年に公開された短編モノクロ無声ドキュメンタリー映画である。製作・監督はルイ・リュミエール。世界初の実写映画といわれる>。

ウィキペディア - リュミエール兄弟
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA..

<リュミエール兄弟は、現在、アメリカのトーマス・エジソンと並び称せられるフランスの映画の発明者。「映画の父」と呼ばれる>。

<当時、義手や義足、写真機材等の製造を営んでいた二人は、自らの工場の近辺等で撮影を行い、1895年12月28日、パリのグラン・カフェ地階のサロン・ナンディアン(現ホテル・スクリーブ・パリ)で、その映像などを人々に有料公開した。この中で、世界最初の実写映画とされるのは『工場の出口』である>。

世界最初の実写映画とされる、ルイ・リュミエールの『工場の出口』(1895年)。以下で動画が見られる(1分50秒)。

YouTube - Exiting the Factory (1895) - 1st Projected Film - LOUIS LUMIERE - La Sortie des Usines a Lyon
http://www.youtube.com/watch?v=BO0EkMKfgJI



ウィキペディアの解説にはこうある。

<この映画は労働者たちがリュミエールの工場から出てくるシーンのみで構成されている。労働者たちはたいてい女性であり、その日の仕事を終えた人々がフランスのリヨン周辺にある大きな建物から出てくる様子が撮影されている>。

この工場は、「リュミエール兄弟」の解説にもあるように、リュミエール兄弟自身が経営していた工場である。その出口から、仕事を終えた従業員が出てくるところを撮ったわけだ。

<この映画には3つの異なるバージョンが存在し、それらの間には多くの異なる点がある。例えば、人物の服装が変化していることから、バージョンによって撮影された季節が異なることが分かっている。これらは最初の2つのバージョンにカーテン付きの馬車が登場する(オリジナルでは一頭の馬が、最初にリメイクされたものでは二頭の馬が馬車を牽いている)ことから、よくそれぞれ「一頭の馬」「二頭の馬」「馬がいない」バージョンと呼ばれる>。

このYouTube動画は、「一頭の馬」「二頭の馬」「馬がいない」の3バージョンを、この順に結合したものである。
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