Pythonの軽量Webフレームワーク「Flask」がPython 3に対応
Flask
http://flask.pocoo.org/
Pythonの軽量Webフレームワークでは代表格の「Flask」が、最新バージョン0.10で、ついにPython 3に対応した。
Armin Ronacher's Thoughts and Writings - New Werkzeug and Flask Releases (2013/6/13)
http://lucumr.pocoo.org/2013/6/13/werkzeug-and-flask-releases/
Flaskの作者、Armin Ronacherのこのエントリによると、Python 2.5はサポートから外れて、そのかわりにPython 3.3に対応した、とのこと。その他にも、変更点が詳しく書かれている。
Pythonの有力なWebフレームワークでは、DjangoとPyramidがすでにPython 3に対応しており(Djangoは暫定のようだが)、Flaskの対応が待たれていた。
さっそく手元にある、Flaskベースのプロジェクトで試してみたが、exceptやprintなど、Python 2の記述になっていた部分をPython 3の記述に直すだけで、バッチリ動いた。
私はFlaskをけっこう使っているので、このPython 3対応は大きい。これで私もようやく、Python 3に本格的に移行しよう、という決断ができた。Flaskユーザであれば、こういう人はきっと少なくないと思う。
関連エントリ:
PythonのWebフレームワーク6種をかんたんに紹介
http://mojix.org/2013/04/13/python-six-wafs