「PRISM」騒動により、個人情報を収集しないサーチエンジン「DuckDuckGo」 へのアクセスが急増
DuckDuckGo
https://duckduckgo.com/
「DuckDuckGo」は、個人情報を収集しないサーチエンジンである。以前から一部では知られていたが、それほど有名な存在ではない。
しかし、今回のPRISM騒動(米政府によるネット個人情報の監視)によって、DuckDuckGoに注目が集まっているようだ。
VentureBeat - PRISM fears give private search engine DuckDuckGo its best week ever(2013-06-13)
http://venturebeat.com/2013/06/13/prism-..
「Google tracks you. We don't.」(Googleはあなたを追跡する。わたしたちはしない。)というDuckDuckGoの広告
このVentureBeatの記事によれば、今回のPRISM騒動によって、DuckDuckGoでの検索数は急増し、1週間で26%増えたとのこと。
DuckDuckGoはトラフィックを公開している。DuckDuckGoは2008年にはじまったそうだが、このトラフィックページでは、2010年4月以降の1日あたり検索数がすべて見られる。
この画像は、VentureBeat記事中でDuckDuckGoのトラフィック・グラフが抜粋されたもの(現物は、DuckDuckGoのトラフィックページで見られる)
このグラフによると、2010年4月には、1日あたり検索数が3万程度だったようだ。そこからだんだん成長して、2013年5月の時点では、180万くらいになっていた。それが今回のPRISM騒動で、250万くらいにまで急増しているようだ。
関連エントリ:
米政府によるネット個人情報収集「PRISM」 告発者は元CIA職員の29歳、エドワード・スノーデン氏
http://mojix.org/2013/06/12/prism-snowden