プレゼンパターン
私が愛読しているBlogのひとつ、「1人シンクタンク」橋本大也さんの「Passion For The Future」。
最近はリサーチノート並みの情報密度を持つエントリーもけっこうあって、こんなのをBlogに出しちゃって勿体ない(?)と思ってしまうくらい面白い。
昨日のエントリー「論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」」では、橋本さん自身も何度か採り上げている「アウトライン」について書かれている。
そこで紹介している本『論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」』では、著者は<あらかじめ用意されている「情報整理の枠組み」を利用するのが良い>として、以下の4つの枠組みを紹介しているそうだ。
1 メリット・デメリット
2 自社・競合・利用者
3 製品・価格・プロモーション
4 SWOT(強み、弱み、機会、脅威)
これに加えて、橋本さん自身がよく使う枠組みとして、以下のものを紹介している。
・ビフォアー&アフター(使用前、使用後)
・進化論(3段階や4段階)
・100の方法(nの方法)
・3か条、5か条、7か条
これはすごく面白い話題だと思う。
自分の考えなどを文章に書くとき、白紙とか原稿用紙に書いていくのは苦しいが、テストのような設問形式、あるいはアンケート形式になっていれば、スイスイ埋めていくことができる。
これはちょうど、演説形式で1人でしゃべるのはたいへんだが、インタビューとか、誰かとの対話、ディスカッション形式であれば、比較的しゃべりやすいという話と似ている。
プレゼンテーションでも、上記のような枠組みを使って、それを埋めていくような感じで作ることができれば、ゼロから組み立てていくのに比べれば、だいぶラクに作れそうだ。
この話は、ソフトウェアの世界で知られる「デザインパターン」とも似ている。いわば「プレゼンパターン」だ。
「メリット・デメリットパターン」とか「SWOTパターン」、「ビフォーアフターパターン」、「nの方法パターン」などが頭に入っていれば、プレゼンを作るときに助けになりそうだ。
(とはいえ厳密なことを言えば、パターンを書く「パターンライティング」には、それなりにルールやフォーマットがあるので、これはまだ思いつきのレベルに過ぎない。)
もともとソフトウェアのパターンも、建築家のクリストファー・アレグザンダーが提唱した建築に関する「パターン」の考え方(著書『The Timeless Way of Building』など)から来ており、パターンはソフトウェアに限った話ではない。パターンは「どこにでもある」。
橋本さんは、アウトラインツールに<こういった整理の枠組みがツールに予めたくさんセットされているとビジネスでは使い勝手がよさそうだ>と書いている。
背景とかレイアウトを選ぶような感じで、プレゼンパターンが選べるようになっていたら便利そうだ。
最近はリサーチノート並みの情報密度を持つエントリーもけっこうあって、こんなのをBlogに出しちゃって勿体ない(?)と思ってしまうくらい面白い。
昨日のエントリー「論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」」では、橋本さん自身も何度か採り上げている「アウトライン」について書かれている。
そこで紹介している本『論理的に思考する技術―みるみる企画力が高まる「アウトライン発想法」』では、著者は<あらかじめ用意されている「情報整理の枠組み」を利用するのが良い>として、以下の4つの枠組みを紹介しているそうだ。
1 メリット・デメリット
2 自社・競合・利用者
3 製品・価格・プロモーション
4 SWOT(強み、弱み、機会、脅威)
これに加えて、橋本さん自身がよく使う枠組みとして、以下のものを紹介している。
・ビフォアー&アフター(使用前、使用後)
・進化論(3段階や4段階)
・100の方法(nの方法)
・3か条、5か条、7か条
これはすごく面白い話題だと思う。
自分の考えなどを文章に書くとき、白紙とか原稿用紙に書いていくのは苦しいが、テストのような設問形式、あるいはアンケート形式になっていれば、スイスイ埋めていくことができる。
これはちょうど、演説形式で1人でしゃべるのはたいへんだが、インタビューとか、誰かとの対話、ディスカッション形式であれば、比較的しゃべりやすいという話と似ている。
プレゼンテーションでも、上記のような枠組みを使って、それを埋めていくような感じで作ることができれば、ゼロから組み立てていくのに比べれば、だいぶラクに作れそうだ。
この話は、ソフトウェアの世界で知られる「デザインパターン」とも似ている。いわば「プレゼンパターン」だ。
「メリット・デメリットパターン」とか「SWOTパターン」、「ビフォーアフターパターン」、「nの方法パターン」などが頭に入っていれば、プレゼンを作るときに助けになりそうだ。
(とはいえ厳密なことを言えば、パターンを書く「パターンライティング」には、それなりにルールやフォーマットがあるので、これはまだ思いつきのレベルに過ぎない。)
もともとソフトウェアのパターンも、建築家のクリストファー・アレグザンダーが提唱した建築に関する「パターン」の考え方(著書『The Timeless Way of Building』など)から来ており、パターンはソフトウェアに限った話ではない。パターンは「どこにでもある」。
橋本さんは、アウトラインツールに<こういった整理の枠組みがツールに予めたくさんセットされているとビジネスでは使い勝手がよさそうだ>と書いている。
背景とかレイアウトを選ぶような感じで、プレゼンパターンが選べるようになっていたら便利そうだ。