2003.12.02
ローレンス・レッシグ教授との対話ミーティング
ローレンス・レッシグ教授との対話ミーティングに行ってきた。



私はレッシグについては、Blogはときどき見ているけれども、本はまだ読んでおらず、白田さんの解説をざっと読んだ程度だった。Creative Commons(以下「CC」)についても、人並み以上の知識を持っているわけではない。

そしてレッシグ本人については、ちょっと気難しいインテリというイメージを持っていた。しかし今日初めて見たレッシグ本人は、(インテリには間違いないだろうが)人あたりがやさしく、しゃべりも実に聞き取りやすくて、「人間としても魅力的」なオーラを放っている人だった。

講演自体は、著作物の複製や改変に対する規制の歴史や、CCの活動を紹介するというものだった。レッシグに詳しい人ならすでに知っているであろう内容だったが、あまり知らない私にとっては、レッシグ本人によるレッシグ / CC入門という、豪華なひとときだった。

レッシグのプレゼンテーションの仕方も印象的だった。黒バックに、タイプライターみたいな白の書体で、キーワードだけが書かれたスライドを、話しながらどんどん切り替えていく。



スライドがすっきりしているプレゼンテーションのほうが私は好きなのだが、こんなふうに、すっきりしたスライドをどんどん見せるという方法もあったんだ、と軽い衝撃を受けた。


中嶋さん(Community Engine)の質問に答えるレッシグ
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