2004.06.27
Wardian case ウォードの箱
aki's STOCKTAKING : Wardian case ウォードの箱
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/000400.html

<「ウォードの箱」とは、19世紀初めに世界各地で活躍した植物収集家プラントハンター達が、収集した植物を輸送するために開発したミニ温室>だそうだ。

いわば、植物のための「モバイルハウス」だ。プラントハンターという人種、19世紀はじめという時代にも興味がわく。

<密閉したガラス製の箱という極めて単純な構造ですが、この箱を用いることで東洋の植物が多数、ヨーロッパへもたらされました。当時の日本人は、すぐにこの原理を理解し、様々なバリエーションの箱を作り、日本の植物をその中に入れて、訪日したプラントハンター達に売り歩いたということです>。

19世紀はじめといえば、日本は江戸時代末期だ。訪日したプラントハンター達に箱を売り歩いていた日本人は、どんなふうに話しかけて、どんなふうに売っていたのだろう。その頃の日本を見てみたい。