2004.08.10
まんがたうん
毎日新聞社が運営する「まんがたうん」というサイトがある。



自主制作のまんが作家がオリジナル作品を寄せているサイトで、昨年にスタートし、今年の6月にリニューアル、そして昨日、コミュニティ機能がオープンした。

リニューアルから、Flash版HTML版のダブルフェイスのサイトに切り替わり、私はそのHTML版の部分を手伝わせてもらっている(Zope / PloneベースのCMSになっている)。

私は同人系マンガにはまったく詳しくない人間だが、この「まんがたうん」にかかわるようになってから、この世界の面白さを知り、いくらか目覚めつつある。

「まんがたうん」では、Flashのリーダーでまんがを「立ち読み」できるようになっている。私はほとんど全部の作品を読んだが、かなり面白いものがけっこうあって、ほんとうに驚いた(ぜひ読んでみてほしい)。

私はいわゆるアキバ系・萌え系などにもまったくウトくて、接点がないとずっと思っていたのだが、先日某ミーティングで「その筋」の人が目の前で絵を描くのを見て、心底感動したりした。「絵を描ける」というスキルは、なんとカッコいいんだろう。

そんなわけで、「まんがたうん」との出会い以降、私のなかに新しい次元(?)が開きつつあるのを感じている。その「まんがたうん」に、Zope / Ploneでかかわることができ、熱心なスタッフ・関係者の方々と仕事できるというのは、とても光栄だ。

「まんがたうん」に集まっている作家たちと同様、「まんがたうん」というサイト自体も成長の途上にある。欠点をあげつらおうと思えば簡単だが、子供のようにどんどん進化していくこの勢いが面白いと思う。

「まんがたうん」、きっと成長株だと思うので、注目していてください。