フジとライブドア、提携の可能性も 週明けにも協議か
asahi.com : フジとライブドア、提携の可能性も 週明けにも協議か
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200503120524.html
<ニッポン放送の買収問題で対立しているフジテレビジョンとライブドアが業務提携に向けて歩み寄る動きが出てきた。東京地裁が、フジによる同放送の子会社化計画を差し止める仮処分を決めたことを受けてフジ側が柔軟姿勢に転じたためで、早ければ週明けにも協議を始める可能性がある。ただ、事業提携の目的や手法などで両社の隔たりは大きい。ライブドアと同放送の裁判闘争も続くため、提携交渉は難航が予想される。
東京地裁は11日、フジを引受先とした同放送の新株予約権の発行計画について「現経営陣の支配権の維持が目的で、著しく不公正」などとして、ライブドア側の申請を認めた。
「敗退」を受けてフジの日枝久会長は12日未明、記者団に対し「メリットがあれば(ライブドアとの事業提携を)拒否することはない」と述べた。同会長はこれまで「会ったこともない人と提携する気は毛頭ない」などとして、ライブドアとの提携の可能性を全面否定していた。
一方のライブドア側はニッポン放送の株の大量取得直後から、フジや同放送に事業提携を呼びかけていた。堀江貴文社長は11日夜、地裁決定後の会見でも「従来通りフジサンケイグループに提携を呼びかけていきたい」と、改めて提携に意欲をみせた。
フジ側の姿勢の変化について、ライブドア側は「状況が大きく変わった」(幹部)と歓迎している。週明けにも両社の担当役員らが実際に会い、ライブドアがフジに業務提携の利点と方法などについて、改めて説明することになりそうだ。
一方、週明けの同放送の株価にも注目が集まる。地裁で11日、将来1株あたりの価値が大幅に希薄化する可能性があった新株予約権の発行が差し止められたことで、株価が上昇に転じる可能性は高い。
11日の取引終了時点で47%超(議決権ベース)を獲得したとみられるライブドアにとって、含み益が増える一方、買い増しにくい状況となり、目標の過半数取得になお時間がかかる可能性もある。株価の動向は、両者の「歩み寄り」にも影響を与えそうだ。 >
意外に早くフジテレビが態度軟化。
そして村上氏も登場。
asahi.com : 有力株主村上氏が予告「株主総会で演説」 ニッポン放送
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200503120480.html
<ニッポン放送の有力株主として動向が注目されている投資ファンド代表の村上世彰氏が12日、一定の同放送株を引き続き保有して、6月の株主総会でも影響力を行使する意向を示した。
村上氏はネット証券会社が開いた投資セミナーの講師として登場し、「6月に1度だけ、みなさんに会うチャンスが訪れる。ニッポン放送の株主総会だ。今の株価なら、(最低投資単位の)6万3千円で私の演説を聴くことができる」と「宣言」した。
村上氏が運営するファンドは1月時点でニッポン放送株の18.57%を保有。その後の状況は公表されていないため、保有株の行方について様々な憶測を呼んでいた。今回の発言は、3月末時点では、すべての保有株を手放すことはないことを示したものだ。 >
これは面白くなってきた!
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200503120524.html
<ニッポン放送の買収問題で対立しているフジテレビジョンとライブドアが業務提携に向けて歩み寄る動きが出てきた。東京地裁が、フジによる同放送の子会社化計画を差し止める仮処分を決めたことを受けてフジ側が柔軟姿勢に転じたためで、早ければ週明けにも協議を始める可能性がある。ただ、事業提携の目的や手法などで両社の隔たりは大きい。ライブドアと同放送の裁判闘争も続くため、提携交渉は難航が予想される。
東京地裁は11日、フジを引受先とした同放送の新株予約権の発行計画について「現経営陣の支配権の維持が目的で、著しく不公正」などとして、ライブドア側の申請を認めた。
「敗退」を受けてフジの日枝久会長は12日未明、記者団に対し「メリットがあれば(ライブドアとの事業提携を)拒否することはない」と述べた。同会長はこれまで「会ったこともない人と提携する気は毛頭ない」などとして、ライブドアとの提携の可能性を全面否定していた。
一方のライブドア側はニッポン放送の株の大量取得直後から、フジや同放送に事業提携を呼びかけていた。堀江貴文社長は11日夜、地裁決定後の会見でも「従来通りフジサンケイグループに提携を呼びかけていきたい」と、改めて提携に意欲をみせた。
フジ側の姿勢の変化について、ライブドア側は「状況が大きく変わった」(幹部)と歓迎している。週明けにも両社の担当役員らが実際に会い、ライブドアがフジに業務提携の利点と方法などについて、改めて説明することになりそうだ。
一方、週明けの同放送の株価にも注目が集まる。地裁で11日、将来1株あたりの価値が大幅に希薄化する可能性があった新株予約権の発行が差し止められたことで、株価が上昇に転じる可能性は高い。
11日の取引終了時点で47%超(議決権ベース)を獲得したとみられるライブドアにとって、含み益が増える一方、買い増しにくい状況となり、目標の過半数取得になお時間がかかる可能性もある。株価の動向は、両者の「歩み寄り」にも影響を与えそうだ。 >
意外に早くフジテレビが態度軟化。
そして村上氏も登場。
asahi.com : 有力株主村上氏が予告「株主総会で演説」 ニッポン放送
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200503120480.html
<ニッポン放送の有力株主として動向が注目されている投資ファンド代表の村上世彰氏が12日、一定の同放送株を引き続き保有して、6月の株主総会でも影響力を行使する意向を示した。
村上氏はネット証券会社が開いた投資セミナーの講師として登場し、「6月に1度だけ、みなさんに会うチャンスが訪れる。ニッポン放送の株主総会だ。今の株価なら、(最低投資単位の)6万3千円で私の演説を聴くことができる」と「宣言」した。
村上氏が運営するファンドは1月時点でニッポン放送株の18.57%を保有。その後の状況は公表されていないため、保有株の行方について様々な憶測を呼んでいた。今回の発言は、3月末時点では、すべての保有株を手放すことはないことを示したものだ。 >
これは面白くなってきた!