2005.10.18
ヤコブ・ニールセンによる 「ブログデザインの間違いトップ10」
先日の「Top Ten Web Design Mistakes of 2005」(和訳)が注目を集めていたヤコブ・ニールセンが、ブログ版「デザインの間違いトップ10」を発表した。

Jakob Nielsen's Alertbox - Weblog Usability: The Top Ten Design Mistakes
http://www.useit.com/alertbox/weblogs.html

以下がそのトップ10。
(近々日本サイトに和訳が載ると思うので、タイトルだけ)

1. No Author Biographies
著者のバイオグラフィーがない

2. No Author Photo
著者の写真がない

3. Nondescript Posting Titles
記事のタイトルが説明的でない

4. Links Don't Say Where They Go
リンクが行き先について語っていない

5. Classic Hits are Buried
「クラシック・ヒット」(昔のいい記事)が埋もれている

6. The Calendar is the Only Navigation
カレンダーが唯一のナビゲーションになっている

7. Irregular Publishing Frequency
記事公開の頻度がまちまち

8. Mixing Topics
トピックを混ぜている

9. Forgetting That You Write for Your Future Boss
未来の上司が読むことを忘れている

10. Having a Domain Name Owned by a Weblog Service
ブログサービスが提供するドメイン名を使っている

以上の10個。
どれもなるほどと思うものばかり。

個人的に特に面白いと思ったのは5。
昔のいい記事にはリンクを張って、そこへ行けるようにすべしというもの。
ブログはフロー、Wikiはストック」の話に通じる。

7、8は私自身がやっていることで、耳が痛い。
10は議論が分かれるところかもしれない。

ヤコブ・ニールセンといっても神様ではないので、これが全部ダメだとも限らないが、
さすがいい点を突いていることは確かだろう。

Web 2.0の時代になっても、ユーザビリティという普遍的なルールは変わらない。
技術が進化しても、人間はそのままだから。

ネタ元 :
WeBreakStuff : Jakob talks about weblog usability
http://webreakstuff.com/blog/2005/10/jakob-talks-about-weblog-usability/