2006.01.03
データブック・オブ・ザ・ワールド
二宮書店が出している 『データブック・オブ・ザ・ワールド』 という本がある。

データブック・オブ・ザ・ワールド ―世界各国要覧と最新統計―
http://www.ninomiyashoten.co.jp/books/ISBN4-8176-0224-4.htm



世界のすべての国について、地理や経済、産業などの基本データが載っている。人口とか主要都市、言語、民族、通貨、GNP、輸出・輸入、識字率、インターネット利用者数など、その国の基本情報や統計データがまとめられている。

私はこれの2004年度版のとき、本屋で偶然見つけた。世界のすべての国についての情報が、A5版・500ページ弱のハンディサイズに詰まっている。そのうえ値段は税込630円という驚きの安さで、私は大喜びで買った。それ以来、どこかの国について調べたいときはいつも、このデータブックを開いている。

世界のいろいろな国に興味があり、地図を眺めるのが好きなタイプの人なら、いつまで見ていても飽きない本だと思う。巻頭には、世界地図や国旗をはじめ、産業や貿易にまつわる各種の統計データなどもいろいろ載っていて、まさに「世界をデータから眺める」という感じだ。日本のデータもけっこう載っている。

この1月末には2006年度版が出ると思うので、楽しみにしている。

それにしても、これだけ充実したデータが集まっているのなら、それを紙でしか利用できないというのはもったいない気がする。元データは国連や政府が出す統計のようなので、ライセンス面ではおそらく自由に使用できそうな気がする。

この内容がぜんぶWebにのっていて、国別にブラウズでき、特定のデータでソートしたり、XMLなどで一括ダウンロードできたりすると、素晴らしいと思う。

いまはGoogle Mapsなどもあるので、こういうデータが構造化されたかたちでネットに置かれ、ソフトウェアから使えるようになれば、活用範囲はかなり広そうだ(Google BaseみたいなデータベースサービスがAPIでアクセスできるようになれば、そこへ突っ込んでしまえばいいのかもしれない)。

この本で扱っているデータは数値のデータもかなり多いので、データベースに入れば、かんたんにグラフ化できそうだ。こういう統計は、数字の羅列を眺めていてもピンとこないので、ぜひITによってビジュアル化し、それを見てみたい気がする。

関連 :
Wikipedia - List of countries by continent
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_continent
Wikipediaの世界の国一覧(大陸別)。日本語ページもある。
ソフトウェア処理用のデータ版もあり、国コードなどを含んでいる。素晴らしい。

アップデート(2008/4/3):
二宮書店のサイトは構成が変わったようで、上記のページはリンク切れになるが、『データブック・オブ・ザ・ワールド』の専用ページができている。
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