2008.05.11
モンティ・ホール問題
ウィキペディア - モンティ・ホール問題
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2...

<モンティ・ホール問題は、モンティ・ホール (Monty Hall、Maurice "Monty Hall" Halperin) がホストを勤めるアメリカのゲームショー「Let's make a deal」に由来する初歩的な確率の問題である。
 この問題が有名になったのは、1990年に "Parade magazine" の中の Marilyn vos Savant の「Ask Marilyn」という質問と回答のコラムでこの問題の解が議論された後、数百人の数学教授を含む約一万の読者が、(実際には正答であったにも関わらず)「彼女の解答は間違っている」と投書したことに、主に負っている>。

確率に関するおもしろいクイズ。
その正答に対して、<数百人の数学教授を含む約一万の読者>から異論が出たという。

問題は次のようなものだ。ぜひ、やってみてほしい。
(以下は、英語の原文ページにある問題の部分から、私が要点を抽出・意訳したもの)

・あなたはテレビのクイズ番組に出ていて、3つのドアのどれかを選ぶものとする。
・そのうち1つのドアのうしろには自動車(景品)があり、他の2つのドアのうしろにはヤギ(ハズレ)がいる。
・司会者は自動車があるドアを知っていて、あなたは知らない。
・あなたは3つのうちどれかのドアを選ぶ(例えば1番)。
・あなたが選ばなかった2つのドアのうち少なくとも1つはヤギで、司会者はそのドアを開ける(例えば3番)。
・そして司会者はあなたに、「2番に変えますか?」とたずねる。



ここで、「あなたは2番に変えたほうがいいだろうか?」というのが、この問題だ。
あなたの回答は?

私は、「1番でも2番でも当たる確率は同じなので、変える必要はない」と答えた。
しかしこれは間違いで、2番に変えたほうがいい、というのが正解なのだ。

私と同じように間違えた人は、納得できるまで解説を読んでみてほしい(英語ページのほうが詳しい)。
これはベイズの定理のもとになっている主観確率という哲学的立場からの帰結だという。

このモンティ・ホール問題のおかげで、「確率」とはなんなのか、私は少し見えたような気がした。

ネタ元:
戦略的ハイテク株投資 - モンティ・ホールの問題
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株をはじめる前に読むブログ - 次の問いに答えよ。 ~行動経済学1
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