A Flock of Seagulls 『The Story of a Young Heart』 (1984) がチェリーレッド傘下で再発
渋谷タワレコで、長年探していたA Flock of Seagulls 『The Story of a Young Heart』 のCDをついに発見。
A Flock of Seagulls 『The Story of a Young Heart』
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Story_of_a_Young_Heart
A Flock of Seagulls(フロック・オブ・シーガルズ)は、主に80年代前半に活躍したイギリスのニューウェイヴ・バンド。音楽的には「エレポップ」とか「シンセポップ」とか呼ばれるもので、ポップでせつない感じのメロディーが特徴(わりと近いものでは、カーズやOMDなど)。
『The Story of a Young Heart』は、彼らの1984年の作品。これの1曲目「The Story of a Young Heart」が、当時ソニーのCMに使われていて、深夜の音楽番組「MTV」で何度も流れていた(当時「MTV」のスポンサーはソニーだけで、何度もソニーのCMが流れていたように思う)。当時高1の私はこのCMで彼らの存在を知って、この曲が入っている『The Story of a Young Heart』のアナログ輸入盤を買ったのだった。
A flock of seagulls - the story of a young heart
http://jp.youtube.com/watch?v=EMpg9xAXRf0
(注意:ものすごく音質が悪いです。でも当時MTVを見ていた人なら聴き覚えがあるかもと思って、リンクしておきます)
『The Story of a Young Heart』では、この「The Story of a Young Heart」と、3曲目「The More You Live, The More You Love」が代表曲らしい。
A Flock of Seagulls - The More You Live, The More You Love
http://jp.youtube.com/watch?v=slQopQQm9Xo
このほか「Never Again」、「European」など最初の数曲はどれもいいのだが、アルバム全体としては凡作という印象。しかし個人的に思い出深い作品なので、最初の数曲を何度も繰り返し聴いている。
この『The Story of a Young Heart』、長年探していても見当たらなかったのに突然出てきたと思ったら、このCDは2008年に再発されたものだった。そのうえ、これを出している「CherryPop」というレーベルは、なんとチェリーレッド傘下の再発専門レーベルらしい。
Cherry Pop Records
http://www.cherryred.co.uk/cherrypop/
A Flock Of Seagulls - The Story Of A Young Heart (CRPOP5)
http://www.cherryred.co.uk/cherrypop/product.php?display=CRPOP5
最近このあたりはまったく追っていなかったので、チェリーレッドが存続していること自体知らなかった。CherryPopでは、他にもDead Or Alive、Sheena Easton、Nenaなどの80s(エイティーズ)を出しているようだ。チェリーレッドで、このラインナップというのは驚いた。
チェリーレッドといえば、ニューウェイヴ~ネオアコの精髄のひとつと言えるレーベルだ。インテリっぽくて非商業的なスタンスを持ち、その後の日本における渋谷系的な音楽史観では、もっとも「オシャレ」なレーベルのひとつだろう。そのチェリーレッドが、こういうヒットチャート寄りのポップなもの、当時は完全に「ダサい」位置にあったものに光を当て、再解釈しようとしているのは面白い。
A Flock of Seagulls 『The Story of a Young Heart』
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Story_of_a_Young_Heart
A Flock of Seagulls(フロック・オブ・シーガルズ)は、主に80年代前半に活躍したイギリスのニューウェイヴ・バンド。音楽的には「エレポップ」とか「シンセポップ」とか呼ばれるもので、ポップでせつない感じのメロディーが特徴(わりと近いものでは、カーズやOMDなど)。
『The Story of a Young Heart』は、彼らの1984年の作品。これの1曲目「The Story of a Young Heart」が、当時ソニーのCMに使われていて、深夜の音楽番組「MTV」で何度も流れていた(当時「MTV」のスポンサーはソニーだけで、何度もソニーのCMが流れていたように思う)。当時高1の私はこのCMで彼らの存在を知って、この曲が入っている『The Story of a Young Heart』のアナログ輸入盤を買ったのだった。
A flock of seagulls - the story of a young heart
http://jp.youtube.com/watch?v=EMpg9xAXRf0
(注意:ものすごく音質が悪いです。でも当時MTVを見ていた人なら聴き覚えがあるかもと思って、リンクしておきます)
『The Story of a Young Heart』では、この「The Story of a Young Heart」と、3曲目「The More You Live, The More You Love」が代表曲らしい。
A Flock of Seagulls - The More You Live, The More You Love
http://jp.youtube.com/watch?v=slQopQQm9Xo
このほか「Never Again」、「European」など最初の数曲はどれもいいのだが、アルバム全体としては凡作という印象。しかし個人的に思い出深い作品なので、最初の数曲を何度も繰り返し聴いている。
この『The Story of a Young Heart』、長年探していても見当たらなかったのに突然出てきたと思ったら、このCDは2008年に再発されたものだった。そのうえ、これを出している「CherryPop」というレーベルは、なんとチェリーレッド傘下の再発専門レーベルらしい。
Cherry Pop Records
http://www.cherryred.co.uk/cherrypop/
A Flock Of Seagulls - The Story Of A Young Heart (CRPOP5)
http://www.cherryred.co.uk/cherrypop/product.php?display=CRPOP5
最近このあたりはまったく追っていなかったので、チェリーレッドが存続していること自体知らなかった。CherryPopでは、他にもDead Or Alive、Sheena Easton、Nenaなどの80s(エイティーズ)を出しているようだ。チェリーレッドで、このラインナップというのは驚いた。
チェリーレッドといえば、ニューウェイヴ~ネオアコの精髄のひとつと言えるレーベルだ。インテリっぽくて非商業的なスタンスを持ち、その後の日本における渋谷系的な音楽史観では、もっとも「オシャレ」なレーベルのひとつだろう。そのチェリーレッドが、こういうヒットチャート寄りのポップなもの、当時は完全に「ダサい」位置にあったものに光を当て、再解釈しようとしているのは面白い。