2008.07.16
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン
クラシックの作曲家でもっとも有名なベスト3といえば、おそらく

バッハ(1685 - 1750)
モーツァルト(1756 - 1791)
ベートーヴェン(1770? - 1827)

の3人だろう。有名すぎて、名前も顔も「ブランド化」している。

Googleでこの3人を検索してみると、ヒット数は

「バッハ」 - 4,760,000
「モーツァルト」 - 6,100,000
「ベートーヴェン」 - 5,090,000

だった(ベートーヴェンは、「ベートーベン」の検索結果も合算した)。

多い順に並べると、モーツァルト、ベートーヴェン、バッハの順になっている。これはちょうど、日本での人気順に対応している感じだ。日本ではモーツァルトが一番人気で、バッハは地味な存在という印象がある。

英語でやってみると、

「Bach」 - 69,200,000
「Mozart」 - 48,100,000
「Beethoven」 - 32,800,000

だった。バッハは曲も多いし、海外では断然人気がある印象なので、これもほぼ予想通りだ。

ちなみに私の好みは、バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトの順だ。

私はクラシック・ビギナーで、まだ好みを言えるほどでもないのだが、この3人ではずっとバッハしか良さがわからなかった。バッハは特にクラシックにハマる前から、普通に聴けた。昔テクノにハマっていたときも、バッハはテクノみたいなものだと感じていた。

最近クラシックを多く聴くようになって、ベートーヴェンの良さがぐんぐんわかってきた。その努力型の人生も含めて、好きになってきた。この調子でいくと、そのうちバッハより好きになるかもしれない。

そして、日本ではいちばん人気のあるモーツァルトは、私にとってはずっとその良さが理解できない、苦手科目のような存在だった。しかしクラシックをよく聴くようになってきて、ようやくモーツァルトも聴けるようになってきた感じだ。しかし、まだ苦手感が抜けない。

バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトの3人は作風がバラバラなので、私のように、好きか苦手かがわりと分かれやすいと思う。この3人を好きな順に並べてもらうだけで、その人のクラシックの好みや、音楽観みたいなものがけっこうわかりそうだ。