2008.08.05
PCを2台使う
1か月くらい前にAcerの小型デスクトップPCを買って、サブマシンとして使っている。PCを同時に2台使うというのは実に快適で、1台体制にはもう戻れない感じだ。

これまでもサーバはたくさん使ってきたし、ノートPCも何台かあるが、デスクトップPCを同時に2台使ったことはなかった。デュアルディスプレイは以前やったことがあるのだが、私にはあまりしっくり来なくて、やめてしまった。

デスクトップPCが2台あると、負荷の高い処理や時間のかかる処理はサブマシンでできるので、メインマシンが重くならず、仕事に支障が出ない。あたり前のことだが、これが実にいいのだ。

何か調べたものをサブマシンのブラウザで開いておいて、それを見ながらメインマシンで仕事したりもできる。横に本をひらいておくような感じだ。これはデュアルディスプレイでもできるかもしれないが、やはり独立マシンになっていると便利だし、安定感も違う。

こんなに性能が良くて静かなマシンが10万円以内で買えるとは、昔を考えると、隔世の感がある。PCを使って12年の私でさえそう思うのだから、もっと昔からコンピュータを使ってきた人は、さらに感慨深いだろう。メモリもハードディスクも、CPUも、回線速度も、昔からすると別世界であり、この10年で1000倍くらいになったんじゃないだろうか。

それだけ技術が進歩し、チープ化しているのに、私たちのマインドのほうは1000倍も進化していない。「PCを2台使う」のがちょっと贅沢な感じがするのも、私たちのマインドがあまり変わっていないからだろう。

「PCを2台使う」ことで仕事がしやすくなるなら、こんなに安い投資はない。いまやもったいないのはPCではなく、時間のほうなのだ。