2009.01.17
ひらがな地名
ウィキペディア - ひらがな・カタカナ地名
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2..

<ひらがな・カタカナ地名(ひらがな・カタカナちめい)とは、日本の地名のなかで漢字表記を用いないものを指す>。

<市町村合併、特に新設合併によって誕生する事例が多く、「柔らかなイメージを持たせるため」という理由で付けられることが多い>。

こんなページがあったとは。ひらがな・カタカナを使った地名がまとめられている。

青森県の「むつ市」は日本初のひらがな名の市(1960年)。

1987年にできた茨城県の「つくば市」。むつ市いわき市えびの市に次ぐ全国で4番目のひらがな表記の市。つくばエクスプレスもできて、この20年で人口が倍増。隣接の「つくばみらい市」もひらがな地名。

2001年に浦和市、大宮市、与野市が合併してできた埼玉県「さいたま市」。名称問題などの経緯も面白い。

2002年にできた香川県の「さぬき市」。市名を見ただけで、うどんが食べたくなる。香川県初の「平成の大合併」とのこと。

福井県の「おおい町」、和歌山県の「すさみ町」、徳島県の「つるぎ町」など、ちょっとユニークな町名も。

いまや自治体もサバイバルの時代だから、合併して規模拡大・効率化したり、名称変更によるブランド力の強化は重要だろう。自分の長年住んできたところが突然、ひらがな地名になったら抵抗感もあるだろうけど、おもしろい気もする。いまのところ、ひらがな地名は少ないので目立つし、やわらかなイメージで、どこかユーモラスでもある。