2009.01.18
ブログを書き続けるひとつの方法:自分が面白いと思ったものを紹介する
はてな匿名ダイアリー - 陳腐な文章しか書けない
http://anond.hatelabo.jp/20090117145939

<問題と言うかへこんだのは、「自分の意見」と言うものがほとんどないことに気がついたこと。
書き終わると大抵「なんかありきたりな結論だな」とか「だから何?」と言う文章が多い>。

<こんな経験から、自分は大部分をマスコミやネットの情報から構成された、かなり普通で保守的な人間なんだなと分かった>。

何を書くべきか、どうやって書くか、というのは深遠なテーマだろう。

ここにもあるように「自分の意見」、何かオリジナルなことを書こうと思うと、心理的な敷居が高くなる。

特にブログを始めたばかりの人や、これから始めようかと思っている人の中には、ブログに何を書いたらいいかわからない、と悩みがちな人もいると思う。

そういう人にオススメなのは、「自分の意見」とかオリジナルなことを書こうとするのではなく、自分が好きなもの、自分が面白いと思ったものを「紹介する」ことだ。

ただ「紹介する」だけでも、その人なりのチョイス・選択基準は浮き彫りになってくるし、その「選び」やちょっとした文章などに、個性は自然に出てくる。定期的に更新していれば、その情報に価値を見出してくれる人が必ずあらわれて、読者になってくれるはずだ。

いまは自分の書いたものをブログでかんたんに公開できるし、たくさんのブログをフィードで追うこともできる。ほんとうにいい時代になった。技術や費用の敷居が下がり、書くこと・読むことが容易になった一方で、だからこそ、「書く方法」「読む方法」といったノウハウに対する需要は増えているかもしれない。


関連エントリ:
ブログ毎日更新という「セルフ・トレーニング」
http://mojix.org/2008/06/22/everyday_blog_training