「婚活(konkatsu)」が世界で話題に
有名な経済ブログ「Marginal Revolution」で、日本の「婚活(konkatsu)」ブームが採り上げられている。
Marginal Revolution - Markets in everything; the culture that is Japanese
http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/2009/07/markets..
Divaというサイトの「Fad or crisis? Japan’s ‘marriage hunting’ craze」という記事を引くかたちで紹介しており、次の部分が引用されている。
<This year Japan has gone konkatsu-crazy, with the trend spawning countless magazine articles, a weekly TV drama and a best-selling book.
A Tokyo shrine now offers konkatsu prayer services, a Hokkaido baseball team has set up special seats for those looking for mates, and a Tokyo ward office arranges dating excursions to restaurants and aquariums.
A lingerie maker has even come up with a konkatsu bra with a ticking clock that can be stopped by inserting an engagement ring.>
(大意:今年、日本は「婚活」ブームに入った。数え切れないほどの雑誌記事、TVドラマ、ベストセラー本などが飛び出している。
東京の神社は、「婚活」お祈りサービスを始めた。北海道の野球チームは、「婚活」者用の特別座席を作った。東京の区役所は、レストランや水族館を巡るデート旅行を企画した。
下着メーカーは「婚活ブラ」を出した。カウントダウンする時計がついていて、婚約指輪を入れると止まる仕組みだ。)
記事のタイトルにもなっている「Markets in everything」(どこにでもある市場)というのは、「Marginal Revolution」でよく書かれている一種のシリーズ記事。この「婚活」ブームの記事は、日本がまさに「どこにでもある市場」を体現する国であることをよく伝えている。
筆者のTyler Cowenは何もコメントしていないが、おそらく
1)日本があいかわらず商売熱心で、奇妙なものが出てくるのが面白い
2)不況で経済安定を求める女性が結婚に走る現象
の主に2点で注目しているのだろう。1)については、「the culture that is Japanese(これぞ日本の文化)」というタイトルにあらわれているし、2)は経済学者であれば当然の視点だろう。
コメント欄では、「ウォールストリート・ジャーナル」に載った次の「婚活」記事が紹介されている。
The Wall Sttreet Journal - Japan Has a New Name for the Mating Game: Konkatsu
http://online.wsj.com/article/SB124623617832566695.html
こちらの記事でも「婚活ブラ」や、「婚活」という言葉の生みの親である社会学者・山田昌弘氏など、日本の「婚活」ブームを詳しく紹介している。
「婚活(konkatsu)」が世界の興味を引いているのは、単にそういう現象が日本で起きているというだけでなく、上の記事のタイトルにもなっているように、それが「Konkatsu」という新語(New Name)と共に出てきた、というのがポイントだろう。
関連:
ウィキペディア - 婚活(結婚活動)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90..
ウィキペディア - 婚カツ!(TVドラマ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A9%9A%E3%82%AB%E3%83%84!
マイコミジャーナル - 「婚活ブラ」で女性を応援、ゴールまでのカウントダウン時計付き--トリンプ
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/13/050/index.html
Marginal Revolution - Markets in everything; the culture that is Japanese
http://www.marginalrevolution.com/marginalrevolution/2009/07/markets..
Divaというサイトの「Fad or crisis? Japan’s ‘marriage hunting’ craze」という記事を引くかたちで紹介しており、次の部分が引用されている。
<This year Japan has gone konkatsu-crazy, with the trend spawning countless magazine articles, a weekly TV drama and a best-selling book.
A Tokyo shrine now offers konkatsu prayer services, a Hokkaido baseball team has set up special seats for those looking for mates, and a Tokyo ward office arranges dating excursions to restaurants and aquariums.
A lingerie maker has even come up with a konkatsu bra with a ticking clock that can be stopped by inserting an engagement ring.>
(大意:今年、日本は「婚活」ブームに入った。数え切れないほどの雑誌記事、TVドラマ、ベストセラー本などが飛び出している。
東京の神社は、「婚活」お祈りサービスを始めた。北海道の野球チームは、「婚活」者用の特別座席を作った。東京の区役所は、レストランや水族館を巡るデート旅行を企画した。
下着メーカーは「婚活ブラ」を出した。カウントダウンする時計がついていて、婚約指輪を入れると止まる仕組みだ。)
記事のタイトルにもなっている「Markets in everything」(どこにでもある市場)というのは、「Marginal Revolution」でよく書かれている一種のシリーズ記事。この「婚活」ブームの記事は、日本がまさに「どこにでもある市場」を体現する国であることをよく伝えている。
筆者のTyler Cowenは何もコメントしていないが、おそらく
1)日本があいかわらず商売熱心で、奇妙なものが出てくるのが面白い
2)不況で経済安定を求める女性が結婚に走る現象
の主に2点で注目しているのだろう。1)については、「the culture that is Japanese(これぞ日本の文化)」というタイトルにあらわれているし、2)は経済学者であれば当然の視点だろう。
コメント欄では、「ウォールストリート・ジャーナル」に載った次の「婚活」記事が紹介されている。
The Wall Sttreet Journal - Japan Has a New Name for the Mating Game: Konkatsu
http://online.wsj.com/article/SB124623617832566695.html
こちらの記事でも「婚活ブラ」や、「婚活」という言葉の生みの親である社会学者・山田昌弘氏など、日本の「婚活」ブームを詳しく紹介している。
「婚活(konkatsu)」が世界の興味を引いているのは、単にそういう現象が日本で起きているというだけでなく、上の記事のタイトルにもなっているように、それが「Konkatsu」という新語(New Name)と共に出てきた、というのがポイントだろう。
関連:
ウィキペディア - 婚活(結婚活動)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90..
ウィキペディア - 婚カツ!(TVドラマ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A9%9A%E3%82%AB%E3%83%84!
マイコミジャーナル - 「婚活ブラ」で女性を応援、ゴールまでのカウントダウン時計付き--トリンプ
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/13/050/index.html