2013.04.15
海鮮丼の存在意義とは
海鮮丼って、そんなにいいものか?(2013-04-11)
http://anond.hatelabo.jp/20130411002905

<海鮮丼の存在がいまいち分からない。
今なお存命だから需要はあるんだろうけれど。
なぜだ。ただ飯の上に魚介を乗せただけの奴が。
色々乗せているようだがな、むしろ逆効果だ。
味がカオスになるだろ、結果的に>。

海鮮丼の存在意義に疑問を投げかけている。そんなこと考えたこともなかったが(笑)、なかなか面白いテーマかも。

ごはんに刺身をのせる、といえば、なんといっても寿司だろう。海鮮丼の場合、名前は「丼」だけど、寿司が意識されているのでは。寿司から派生して成立したのかもしれない。そこが、他の「丼」と違う気がする。

寿司だと、いちいち握らないといけないし、刺身をのせる部分が小さいので、盛りつけにも限界がある。その点、海鮮丼であれば、握る必要もないし、盛りつけの自由度がきわめて大きい。

ウィキペディアに「海鮮丼」のページがあった。

ウィキペディア - 海鮮丼
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7..



<海鮮丼(かいせんどん)は、容器に丼を用い、具材に海産物を用いた海鮮ちらし寿司の丼物料理。又は、その料理の総称>。

<「ちらし寿司」は、酢飯に握り寿司用のネタ(魚介類の刺身)を中心に様々な具をちらして飾り乗せした料理であるが、海鮮丼は、酢を入れない飯を敷き詰めた料理をもさす。また、「ちらし寿司」・「生ちらし」を指す場合もある>。

<ちらし寿司と違い、主に丼物店で出される料理である。使用する寿司種は、マグロ、ホタテ、サケ、イカ、エビ、タコ、イクラ、ウニなどの魚介類で、ワサビを添えることが多い>。

あいかわらず、こういう細かいことに詳しいウィキペディアである(笑)。

この解説文では、「海鮮ちらし寿司の丼物料理」とある。ちらし寿司のバリエーションだが、酢飯を使わないのと、主に丼物店で出される、というのが大きな違いのようだ。たしかにそうかも。

このページでは、マグロ丼やイクラ丼など「単体の食材」のものも、広義の海鮮丼の一種として位置づけられている。上の写真のようにいろいろな具材をのせたものを、狭義の海鮮丼としているようだ。「複数の食材」の分類では、「ウニイクラ丼」や「三色丼」なども挙げられている。

たくさんの食材がのった海鮮丼は、ビジュアル的なインパクトもあり、寿司とはまた違った豪華さがある。寿司よりもむしろ海鮮丼のほうが好きだ、という人もけっこういるのでは。

「スシ(sushi)」はいまや世界的に有名で、日本を代表する食のひとつになっている。海鮮丼はまだそれほどでもないので、成長の余地があるかもしれない。
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