2003.10.11
フェルトを聴きたい
ひさびさにフェルトを聴きたいと思って検索すると、すごいサイトがあった。

Primitive Painters - felt and other short stories -
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Guitar/2696/

フェルトは80年代に活躍したイギリスのバンドで、スミスやプリファブ・スプラウトなどと並び、当時の私がもっとも好きだったバンドのひとつだ。

上記のサイトは、フェルトの全アルバム・シングルを完全解説しているだけでなく、フェルトの美しいジャケットが全部見れる(ここまでフェルトが好きな人もなかなかいないと思うが、フェルトとはそういう特別なバンドだった)。

こういうとき、私はインターネットの価値を感じる。そして、インターネット以前に自分はいったいどうやって生活していたのか、もはや想像することすら困難だ。

1990年頃の私だったら、フェルトの全アルバム名をスラスラ言えただろう。そういう知識で頭をいっぱいにしていたのだ。いまから考えるとなんとも滑稽だが、それくらい好きだった。

その頃から、ギターロックみたいなものはだんだん聴かなくなり、それ以降はハウス、テクノ、ドラムンベース、ヒップホップ、R&B、2ステップなどを中心に聴いてきた。今でもそういう音楽のほうに重心があるが、最近はまた昔の自分が好きだった音楽、フェルトみたいなものも聴きたいと思うようになってきた。

フェルトのアルバムは一時、たぶん全部持っていたが、多くは処分してしまったか、押入れの奥にある。

とりあえず、手近にある『Forever Breathes the Lonely Word』のCDを聴くことにしよう。

これはクリエイションから出た6作目のアルバム(1986)で、私は高3のとき、これのアナログ盤をリアルタイムで買った。そのときはまだ、クリエイションのことも知らなかった。