2004.04.15
秋山東一とBe-h@us
江坂さんのブログで、「フォルクスハウス」というものの考案者として、秋山東一という建築家が紹介されていた。

HotWired : 秋山東一インタビュー
http://www.hotwired.co.jp/ecowire/interview/030415/

秋山東一氏のブログ「aki's STOCKTAKING」
http://landship.sub.jp/stocktaking/

江坂さんによる、HotWiredのインタビュー冒頭部分にはこうある。

<これからの日本社会の成長は、かってのように量産拡大ではなく、個々の生活の‘質’をいかに獲得するか、ということが課題になるのだろう。そこで重要なのは、「住宅」のあり方だ。欧米に比べて住環境が劣悪だ、とこれまでもよく言われてきたが、この問題を解決するための具体的な選択肢は乏しい・・。そんなことを考えていると、日本の風土にあった「木の家の作り方」をネットワーク上で‘共有化’し、オープンソースのような存在にしようとするBe-h@usというプロジェクトを知る。
 このプロジェクトを考案した秋山東一氏は、屋根面の太陽熱で空気を暖め、その暖気を住宅内部に導入するというパッシブソーラーシステムのOMソーラー向けに、フォルクスハウスというシステムを提案している。こちらはすでに、日本各地で2000軒以上が施工されている。秋山氏がこの考えをさらに推し進めたものが、Be-h@usだ。
 Be-h@usでは、セルフビルド・DIYするユーザーをも想定し、部材マニュアル、部材価格がネット上に公開され、さらに設計支援ツールまでが、シェアウェアとして公開されている。>

う~ん、これは面白そうだ。オープンソースにDIY、自分の家を自分で作る、か。もうこのイントロ部分だけで、私の「興味エンジン」はグングン回りはじめている。

これこそ私が大好きな、「自作による自立」路線だ(「自分で作ると理解できる」)。フラーモホリ=ナギガンジーなどの名前が浮かんでくる。

秋山氏のブログもじつに面白く、夢中になっていっぱい読んだ。秋山氏の自己紹介ページによると、「塔の家」の東孝光が師匠にあたるようだ。

これは面白い‥。秋山氏やその周辺について、もっと調べてみよう。