ライブドアはビジネスをエンターテイメントにした
ライブドアが転換社債発行で700億円調達、ニッポン放送株の35%をゲット、
というニュースはあちこちで騒がれており、みなさんご存知でしょう。
プロ野球参入や、東京経済新聞さえもかすんでしまうほど、このニュースはインパクトがある。
ホリエモンが「命をかけている」というのもわかる気がする。
飾り窓の憂鬱。 : MSCBな週末。
http://mado.livedoor.biz/archives/14112950.html
で、今回のライブドアが資金調達に用いた「MSCB」について、関連リンクがまとめられている。
そこからいくつか辿ってみた。
「三叉路」株式の部屋 : コラム MSCB関連
http://www15.ocn.ne.jp/~hiro-hmx/st_column.htm
法務だけど理系女子の綴るblog : さすがライブドア、さすがリーマンブラザーズ
http://www.uemura.info/michiko/mtdb/archives/000273.html
isologue : ライブドアのMSCB(ガクガクブルブルその2)
http://www.tez.com/blog/archives/000348.html
Grande's Journal : ライブドアの倒産リスク フジテレビはライブドアをつぶせない?
http://grande.ameblo.jp/entry-fd8b4f03565cd0cb5a4a7228b0e0ed1d.html
切込隊長BLOG : ライブドアのニッポン放送買収、むしろ余波はインデックスに
http://kiri.jblog.org/archives/001388.html
最初の「MSCBの概要」というページによると、MSCBは「Moving Strike Convertible Bond」の略で、日本語では「(円貨建)転換社債型新株予約権付社債」の意味だそうだ。
私はMSCBに詳しくないので、これらのブログで論じられている中身について語る資格はない。ただひたすら、「いい時代になったな~」と思った。
このニュースについては、みなこの方面では専門家のようなので当然かもしれないが、これらのブログのレベルの高さは相当のものだと思う。
ブログ以前、インターネット以前であれば、こういうニュースが起きると、テレビに評論家や大学教授が出てきて、解説するだけだった。
いまでは、上記のような専門家(それも「現場」の人たちだ)による解説が、リアルタイムでブログにどんどん出てくる。それをみんなで引用したりトラックバックしながら、すごい勢いで情報がひろがっていく。
ライブドアは、こんなブログ時代にあらわれた、「新人類」な会社であり、ホリエモンはまさに「時の人」だ。ひと昔前、「ドッグイヤー」なんて言われていた頃でも、こんなに早くはなかったように思う。
なんだかんだ言われながらも、もうあらゆるメディアが、ライブドアから目が離せなくなっている。プロ野球参入では楽天に敗れたが、企業の「注目度」という点では、すでに楽天を超えているのではないか。
このMSCBにせよ、こんな高度な話題が人気ブログで軒並み論じられ、それをみんなでガツガツ読んでいるわけだから、素晴らしい時代になったと思う。これが目の前で現実に起きているわけだから、学校で勉強するよりもはるかに面白いし、興味をもって理解できる。そんな時代に、格好の「生きた教材」を提供してくれているのが、ライブドアだ。
ライブドアの動きを見ていると、まるでゲームをプレイしているようなスピードと大胆さを感じる。「ニッポン放送を押さえればフジテレビをゲットできる。じゃあMSCBで700億調達して、ニッポン放送をゲット」、みたいな感じだ。
実際はそんなカンタンに決められるものではないだろうが、それでも普通の会社に比べて意思決定のスピードが早く、かつ大胆な手を打ってくるので、ものすごく目立つことになる。
そういうライブドアのやり方に共感できない人でも、もはや目が離せないことは間違いない。
ライブドアは、ビジネスをエンターテイメントにした。それはライブドアやホリエモン自身が、ビジネスを楽しんでいるからだろう。
ライブドアの登場によって、この日本には、ビジネスをエンターテイメントとして、ゲーム感覚で捉える世代が育っている気がする。これは素晴らしいことだと思う。スポーツやマンガを語るように、MSCBについて語る世代がやってくる。
「楽しい」ことが、いちばん重要だ。
というニュースはあちこちで騒がれており、みなさんご存知でしょう。
プロ野球参入や、東京経済新聞さえもかすんでしまうほど、このニュースはインパクトがある。
ホリエモンが「命をかけている」というのもわかる気がする。
飾り窓の憂鬱。 : MSCBな週末。
http://mado.livedoor.biz/archives/14112950.html
で、今回のライブドアが資金調達に用いた「MSCB」について、関連リンクがまとめられている。
そこからいくつか辿ってみた。
「三叉路」株式の部屋 : コラム MSCB関連
http://www15.ocn.ne.jp/~hiro-hmx/st_column.htm
法務だけど理系女子の綴るblog : さすがライブドア、さすがリーマンブラザーズ
http://www.uemura.info/michiko/mtdb/archives/000273.html
isologue : ライブドアのMSCB(ガクガクブルブルその2)
http://www.tez.com/blog/archives/000348.html
Grande's Journal : ライブドアの倒産リスク フジテレビはライブドアをつぶせない?
http://grande.ameblo.jp/entry-fd8b4f03565cd0cb5a4a7228b0e0ed1d.html
切込隊長BLOG : ライブドアのニッポン放送買収、むしろ余波はインデックスに
http://kiri.jblog.org/archives/001388.html
最初の「MSCBの概要」というページによると、MSCBは「Moving Strike Convertible Bond」の略で、日本語では「(円貨建)転換社債型新株予約権付社債」の意味だそうだ。
私はMSCBに詳しくないので、これらのブログで論じられている中身について語る資格はない。ただひたすら、「いい時代になったな~」と思った。
このニュースについては、みなこの方面では専門家のようなので当然かもしれないが、これらのブログのレベルの高さは相当のものだと思う。
ブログ以前、インターネット以前であれば、こういうニュースが起きると、テレビに評論家や大学教授が出てきて、解説するだけだった。
いまでは、上記のような専門家(それも「現場」の人たちだ)による解説が、リアルタイムでブログにどんどん出てくる。それをみんなで引用したりトラックバックしながら、すごい勢いで情報がひろがっていく。
ライブドアは、こんなブログ時代にあらわれた、「新人類」な会社であり、ホリエモンはまさに「時の人」だ。ひと昔前、「ドッグイヤー」なんて言われていた頃でも、こんなに早くはなかったように思う。
なんだかんだ言われながらも、もうあらゆるメディアが、ライブドアから目が離せなくなっている。プロ野球参入では楽天に敗れたが、企業の「注目度」という点では、すでに楽天を超えているのではないか。
このMSCBにせよ、こんな高度な話題が人気ブログで軒並み論じられ、それをみんなでガツガツ読んでいるわけだから、素晴らしい時代になったと思う。これが目の前で現実に起きているわけだから、学校で勉強するよりもはるかに面白いし、興味をもって理解できる。そんな時代に、格好の「生きた教材」を提供してくれているのが、ライブドアだ。
ライブドアの動きを見ていると、まるでゲームをプレイしているようなスピードと大胆さを感じる。「ニッポン放送を押さえればフジテレビをゲットできる。じゃあMSCBで700億調達して、ニッポン放送をゲット」、みたいな感じだ。
実際はそんなカンタンに決められるものではないだろうが、それでも普通の会社に比べて意思決定のスピードが早く、かつ大胆な手を打ってくるので、ものすごく目立つことになる。
そういうライブドアのやり方に共感できない人でも、もはや目が離せないことは間違いない。
ライブドアは、ビジネスをエンターテイメントにした。それはライブドアやホリエモン自身が、ビジネスを楽しんでいるからだろう。
ライブドアの登場によって、この日本には、ビジネスをエンターテイメントとして、ゲーム感覚で捉える世代が育っている気がする。これは素晴らしいことだと思う。スポーツやマンガを語るように、MSCBについて語る世代がやってくる。
「楽しい」ことが、いちばん重要だ。