2005.02.18
ライブドアに関するbrainさんの推測
R30 : 【ヲチ終了】ライブドア、信託利回りを確定
http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2005/02/farewell_ld.html

<実際、既にライブドアを「2000年頃までのSBがやっていたような上場投資信託の劣化コピー」とみなす見方は昨年後半ごろから既に出ているわけで、ここに来ていよいよそれが明白になっただけという気も強くする。
 しかも、その切り口から分析したこちらのブログの記事などは興味深い。今後の動きをいくつかシミュレートした結論として、「これはほりえもんの"2度目の創業者利益獲得"作戦である」と言い切っている。>

ここでリンクをはられているのが、以下のブログ。

中継基地・意見交換用仮設ブログ : さようなら・ライブドア
http://blog.livedoor.jp/brainbrown/archives/14259948.html

<brainが応援していたライブドアでは無くなってしまったでつ。ライブドアとしては会社の存続が最重要なのは分かるでつが、「会社は株主のもの」でつ。株主の所有物である会社を丁半ばくちのかたにするような経営者は応援出来ないでつ。ましてやbrainから見れば、今回のシナリオは

    「壮大なライブドア売却計画」

としか思えないでつ。
つまり堀江貴文は、

    「1つの会社で、2度、創業者利益を手に入れようとしている可能性」

があると思ったでつ(あくまで私見)
なので、今回の件を持って、brainはライブドアとはさようならする事にしたでつ。>

またこれに続いてのエントリでは、こうある。

中継基地・意見交換用仮設ブログ : さようなら・ライブドア2
http://blog.livedoor.jp/brainbrown/archives/14359135.html

<ま、ほりえもんはリーマンに恩を売ったということで、今後もそんなに心配してないと思うでつ。そうでなければ、普通上場企業の社長が、自社が乗っ取られる可能性がある=自分が追い出される金額のMSCBを発行はしないでつ。
おかしいでしょ?他の会社の株を買い占めることによって、TOB先の役員を追い出そうと言っている者が、自社の筆頭株主の持ち株数を簡単に上回る可能性のあるMSCBを発行し、自社株価が下がったら自分が追い出される可能性を考慮出来ないわけが無いでつ。しかも自分の株をリーマンに貸しているでつ。貸された方としてはリスク回避で市場で売るのが普通でつ。その結果、すぐに株価が下がり自分の会社が乗っ取られる可能性があることに気が付かないわけが無いでつ。つまり、やはりこれは巧妙に仕組まれた、ほりえもんの一世一代の大芝居引退劇と言わずにはいられないのでつ。
今後ほりえもんは、「ほらえもん」と呼ばれる事になると思うでつ・・・・。>

う~ん、これはすごい…。

もちろんこれはbrainさんの推測に過ぎないわけだが、推理小説の結末みたいな、「腑に落ちる」ような納得感がある。

brainさんは、単にライブドアを叩いているのではなく、もともとはライブドアの熱心なファンで、経営についてもマトモな提言をしている。それだけになおさら、この推測には説得力があるように感じる。

これは重要なエントリになるのではないか。
ライブドアをめぐる「風向き」がこれからどうなるか、注目したい。