2005.07.16
アンドロイドの女子アナ、「安藤さん」
asahi.com : 夢はニュースキャスター、アンドロイド「安藤さん」人気
http://www.asahi.com/national/update/0715/OSK200507150100.html

<ロボカップ2005大阪世界大会(朝日新聞社特別協力)の会場で、女性そっくりのアンドロイドの「安藤さん」が人気を集めている。大阪大が企業と共同開発した「女子アナロボ」。人が近づくとマイクを向けてインタビューし、「将来はニュースキャスターとしても活躍したい」と夢を語る>。


安藤さん(写真はasahi.comより)

<「アンドロイドだから」という理由で、愛称が「アンドー」に。身長は150センチ。軟らかい皮膚を持ち、しなやかな動作と細かな表情が特徴だ>。

アンドロイドだから「安藤さん」だったのか!このネーミングは抜群。
なんで女子アナになったのかはナゾだけど。

この「安藤さん」を作ったのは、<愛知万博の受付ロボットを作ったココロ(東京都羽村市)>とある。

ココロ
http://www.kokoro-dreams.co.jp/

ここに「アクトロイド」のページがあった(タイトルが「Welcome to Adobe GoLive 6」になっているのはご愛嬌)。
アクトロイドとは「新型人体型ロボット」のことで、「安藤さん」はこれの一種のようだ。

動きを実際に見れるムービー集もある。


愛知万博司会のアクトロイド(写真はココロのサイトより)

人間に錯覚することはないにしても、そのなめらかな動きはたしかに「ロボット離れ」していて、ちょっと恐ろしいくらいだ。

きのうはWBSでも、愛知万博会場からのロボット特集だった。

テレビ東京 ワールドビジネスサテライト : ロボットが店頭にならぶ日(2005/7/15)
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2005/07/15/tokushu/o1.html

面白かったのは、日米のロボット市場の違い。
アメリカでは軍事利用が進んでいて、ロボットメーカーは軍に向けて作っている。
日本では人型やペット型のロボットが中心で、消費者向けに作っている。

私の興味はどちらかといえば、(軍事とはいわないが)用途特化型のほうなので、アプローチとしてはアメリカのほうがピンとくる気がした。歩いたり踊ったりするエンターテイメント性も楽しいが、まずは実用的に役立つ「動く機械」のほうに興味がある。

でも、「安藤さん」はちょっと見てみたい。