2005.09.29
ウルトラ・ディープ・フィールドで 「巨大な赤ちゃん銀河」 発見
asahi.com : 巨大な赤ちゃん銀河、NASA発見 銀河系の8倍の重さ
http://www.asahi.com/international/update/0929/001.html

<米航空宇宙局(NASA)は27日、われわれの銀河系より8倍も重い「大きな赤ちゃん銀河」を見つけたと発表した。ハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線カメラとスピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線カメラがとらえた。宇宙の始まりのビッグバンから8億年しかたっていない時期に、急速に成長したらしく、銀河形成の過程が一様でないことを示す観測結果だという。
 この赤ちゃん銀河は、地球から最も遠い「ウルトラ・ディープ・フィールド」(超深宇宙)という場所で見つかった。ここには約1万個の銀河が集まっており、宇宙誕生(約137億年前)から間もないころの様子を、われわれに伝えている。
 観測された赤外線の強度などから、この赤ちゃん銀河を形づくっている星の重さの合計は、誕生から100億年を超えると推定される現在のわれわれの銀河系の8倍もあることがわかった>。

本家情報は、おそらくこれだろう。

HubbleSite : Spitzer and Hubble Team Up to Find "Big Baby" Galaxies in the Newborn Universe
http://hubblesite.org/newscenter/newsdesk/archive/releases/2005/28/


(写真はHubbleSiteより)

赤ちゃん銀河なのに、われわれの銀河系より8倍も重い「大きな赤ちゃん銀河(Big Baby Galaxies)」。

このウルトラ・ディープ・フィールドの写真、やっぱりグッとくるなあ。