2008.03.18
市場センチメントを「見える化」 ロイター金融ニュースのイメージ写真
サブプライム問題で金融ニュースから目が離せない毎日だが、そんな中で私が注目しているのが、ロイターの金融関連ニュースについているイメージ写真だ。

例えば、今日の「次のベアー探しでドル・株式ともに先安観ぬぐえず」(2008年 03月 18日 15:10 JST)というニュースには、次の写真がついている。



今日の東京市場は、(昨日までの3日連続安からやや戻したにもかかわらず)<次のベアー探し>(ベアー・スターンズが実質破綻してJPモルガンに安値売却されたので、これと似たようなことがまだ起こるのではないかという懸念)で、<先安観>(今後は安くなりそうな見通し)がぬぐえないという記事で、その気分(センチメント)を反映させたイメージ写真になっている。

1月~2月の金融ニュースから、いくつか以下に紹介。
(写真はいずれもロイターのサイトより)

2008年 01月 11日 17:35 JST
景気変調懸念が急浮上、東京市場は大きな潮目に


2008年 01月 16日 19:07 JST
株安・円高、一喜一憂の段階ではない=額賀財務相



2008年 01月 21日 16:04 JST
日経平均は500円超の大幅反落、アジア株安で信用収縮懸念


2008年 01月 28日 15:36 JST
日経平均は終値で500円超す反落、センチメント急速に悪化


2008年 02月 6日 11:45 JST
日経平均が大幅続落、全面安のなか500円超の下げ


2008年 02月 6日 17:03 JST
決算意識してヘッジファンドが攻勢、信用不安材料に株式カラ売り


このイメージ写真は、市場センチメントを「見える化」したものだとも言え、これを見ただけで市場の雰囲気が伝わる。その意味では、「ニコニコカレンダー」などとも通じるものがあると思う。

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