反論ヒエラルキー
How to Disagree
http://www.paulgraham.com/disagree.html
How to Disagree by Paul Graham の翻訳
http://tamo.tdiary.net/20080329.html
Paul Grahamの「How to Disagree」(反論の方法)というテキストと、「野良犬日記」さんによるその日本語訳。
掲示板やブログコメントなど、ネット上で見られる「反論」について、「反論ヒエラルキー(disagreement hierarchy)」という基準を提示し、最低レベルの「DH0」から、最高レベルの「DH6」までを説明しているもので、とても面白い。
各レベルを私なりに、翻訳の訳文も借りながらまとめると、以下のような感じ。
DH0. 罵倒(Name-calling): 「この低能が!!!」といったもの。発言者に対する罵倒。
DH1. 人身攻撃(Ad Hominem): 論旨でなく、発言者の属性に対する攻撃。
DH2. 論調批判(Responding to Tone): 発言のトーン(調子)に対する攻撃。
DH3. 単純否定(Contradiction): 論拠なしに、ただ否定。
DH4. 抗論(Counterargument): 論拠はあるが、もとの発言に対して論点がズレている。
DH5. 論破(Refutation): 論破できているが、もとの発言の主眼点は論破できていない。
DH6. 主眼論破(Refuting the Central Point): もとの発言の主眼点を論破できている。
これはかなり的確な分類で、レベルの違いもわかりやすいと感じる。
私はこのテキストの存在を、redditの以下のスレッドで知った。
reddit - Gartner: Windows is "collapsing" (computerworld.com)
http://reddit.com/r/programming/info/6fe12/comments/
この中で、bcashという人の「Gartner: Paid pipers since 1979.」という発言に対し、astrosmashという人が「DH1. Ad Hominem.」と書いて、上記の「How to Disagree」にリンクをはっていた。
このように、レベルの低い反論に対して「イエローカード!」みたいな感じで、この反論ヒエラルキーは実際に使えそうだ。
http://www.paulgraham.com/disagree.html
How to Disagree by Paul Graham の翻訳
http://tamo.tdiary.net/20080329.html
Paul Grahamの「How to Disagree」(反論の方法)というテキストと、「野良犬日記」さんによるその日本語訳。
掲示板やブログコメントなど、ネット上で見られる「反論」について、「反論ヒエラルキー(disagreement hierarchy)」という基準を提示し、最低レベルの「DH0」から、最高レベルの「DH6」までを説明しているもので、とても面白い。
各レベルを私なりに、翻訳の訳文も借りながらまとめると、以下のような感じ。
DH0. 罵倒(Name-calling): 「この低能が!!!」といったもの。発言者に対する罵倒。
DH1. 人身攻撃(Ad Hominem): 論旨でなく、発言者の属性に対する攻撃。
DH2. 論調批判(Responding to Tone): 発言のトーン(調子)に対する攻撃。
DH3. 単純否定(Contradiction): 論拠なしに、ただ否定。
DH4. 抗論(Counterargument): 論拠はあるが、もとの発言に対して論点がズレている。
DH5. 論破(Refutation): 論破できているが、もとの発言の主眼点は論破できていない。
DH6. 主眼論破(Refuting the Central Point): もとの発言の主眼点を論破できている。
これはかなり的確な分類で、レベルの違いもわかりやすいと感じる。
私はこのテキストの存在を、redditの以下のスレッドで知った。
reddit - Gartner: Windows is "collapsing" (computerworld.com)
http://reddit.com/r/programming/info/6fe12/comments/
この中で、bcashという人の「Gartner: Paid pipers since 1979.」という発言に対し、astrosmashという人が「DH1. Ad Hominem.」と書いて、上記の「How to Disagree」にリンクをはっていた。
このように、レベルの低い反論に対して「イエローカード!」みたいな感じで、この反論ヒエラルキーは実際に使えそうだ。