2008.12.06
発電床を踏ませるには
シブヤ経済新聞 - 渋谷・ハチ公前に埋め込み型「発電床」-通行人の振動で発電
http://www.shibukei.com/headline/5775/

<歩く人の「振動」で発電――渋谷駅・ハチ公前広場で12月5日、通行人の歩く振動で発電する「発電床」の実証実験が始まった>。

<発電床は、音力発電が開発した発電技術で、実験では体重60キロの場合1秒間に2歩踏むと0.1~0.3ワット発電する「従来型」(45.5×45.5 センチ)4枚を舗装タイルに埋め込んだものを、JRハチ公改札口前の広場に埋め込んだ。発電床の仕組みを説明したパネルには、振動エネルギーで発光する LEDランプを埋め込み、電力量を表示する「総発電表示モニター」も設ける。設置期間20日間で発電量、発電効率、耐久性などを検証する>。

面白い。「歩く人の振動で発電」というのは、駅の改札機に設置してみたという話も聞いたことがある。

道路や駅の改札のように、みんな無意識のうちに踏む場所もいいと思うが、意識的に踏んでもらって、発生したエネルギーの一部を本人に還元するようなものも面白いと思う。「ケータイが充電できる」仕組みなんかがあったら、電池がなくなりそうになった人が踏みに来るのでは。

何かをすれば、その人自身にもメリットがあるような仕組みにしておくと、それをやろうという「インセンティブ」が生じる。


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