パブリックドメインのクラシックMP3音源サイトその2 歴史的音源庫
昨日の「クラシックのMP3音源が約4200曲 パブリックドメイン・クラシック」はすごい反響だった。
はてなブックマーク - クラシックのMP3音源が約4200曲 パブリックドメイン・クラシック - Zopeジャンキー日記
http://b.hatena.ne.jp/entry/mojix.org/2010/01/05/public_domain_classic
Twitter Trackbacks for クラシックのMP3音源が約4200曲 パブリックドメイン・クラシック - Zopeジャンキー日記
http://topsy.com/tb/mojix.org/2010/01/05/public_domain_classic
そこで紹介した元サイトの「パブリックドメイン・クラシック」に対するはてなブックマークはさらに爆裂していて、1日で1000以上のブックマークがついたようだ(Twitterでも600以上)。ブックマークが1000以上であれば、アクセスは数万くらい行っているだろう。
筋金入りのクラシック・ファンから、私のようなクラシック入門者、ちょっと聴いてみたいという程度の人まで、興味のレベルはさまざまだろうが、これほど多くの人がクラシック音楽に興味を持っているということに驚き、ちょっと感激させられた。
「パブリックドメイン・クラシック」に似たサイトをもうひとつ見つけたので、これも紹介したい。
クラシック音楽、歴史上作曲家アーティスト別試聴CDファイルダウンロード(歴史的音源庫)
http://www.litutoryo.com/
作曲家別リスト
http://www.litutoryo.com/com.html
アーティスト別リスト(指揮者による分類)
http://www.litutoryo.com/kon.html
このサイト(以下「歴史的音源庫」と記述)も、日本では著作権が切れてパブリックドメインになっているクラシックのMP3音源を大量に公開している。
「パブリックドメイン・クラシック」に比べると、MP3ファイルの音質がやや落ちるようで、あくまでも試聴という位置づけのようだ。しかし、「パブリックドメイン・クラシック」ではタイトルや演奏者など最低限のデータしか併記されていないのに対し、この「歴史的音源庫」は元ネタのCDジャケットも載っており、かなりていねいな解説文まで添えられている(例:モーツァルト『後宮からの逃走』)。これは大きなポイントだろう。
「パブリックドメイン・クラシック」にしても、この「歴史的音源庫」にしても、手間をかけてMP3を作り、サイトを公開しつづけることで、クラシック音楽の普及に貢献している。こうしたサイトが可能になるのも、昔のクラシック音源の著作権が切れて、パブリックドメインになったからこそだ。冒頭に書いたような反響の大きさを見ても、パブリックドメインは文化の普及に貢献するのみならず、純粋にビジネスの観点から見ても、すぐれた「マーケティング」として機能しているように思う。これ自体は無料でも、クラシックのファンが増えたり、すでにファンだった人の興味をかき立てて、結局は購買行動につながるからだ。
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筋金入りのクラシック・ファンから、私のようなクラシック入門者、ちょっと聴いてみたいという程度の人まで、興味のレベルはさまざまだろうが、これほど多くの人がクラシック音楽に興味を持っているということに驚き、ちょっと感激させられた。
「パブリックドメイン・クラシック」に似たサイトをもうひとつ見つけたので、これも紹介したい。
クラシック音楽、歴史上作曲家アーティスト別試聴CDファイルダウンロード(歴史的音源庫)
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作曲家別リスト
http://www.litutoryo.com/com.html
アーティスト別リスト(指揮者による分類)
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このサイト(以下「歴史的音源庫」と記述)も、日本では著作権が切れてパブリックドメインになっているクラシックのMP3音源を大量に公開している。
「パブリックドメイン・クラシック」に比べると、MP3ファイルの音質がやや落ちるようで、あくまでも試聴という位置づけのようだ。しかし、「パブリックドメイン・クラシック」ではタイトルや演奏者など最低限のデータしか併記されていないのに対し、この「歴史的音源庫」は元ネタのCDジャケットも載っており、かなりていねいな解説文まで添えられている(例:モーツァルト『後宮からの逃走』)。これは大きなポイントだろう。
「パブリックドメイン・クラシック」にしても、この「歴史的音源庫」にしても、手間をかけてMP3を作り、サイトを公開しつづけることで、クラシック音楽の普及に貢献している。こうしたサイトが可能になるのも、昔のクラシック音源の著作権が切れて、パブリックドメインになったからこそだ。冒頭に書いたような反響の大きさを見ても、パブリックドメインは文化の普及に貢献するのみならず、純粋にビジネスの観点から見ても、すぐれた「マーケティング」として機能しているように思う。これ自体は無料でも、クラシックのファンが増えたり、すでにファンだった人の興味をかき立てて、結局は購買行動につながるからだ。