2011.03.13
地震翌日の日記
地震当日の11日(金)。東京では夜に電車が少しずつ動き始め、私鉄は終夜運転をおこない、帰宅する人たちを運びつづけたようだ。

私は12日(土)の早朝に電車で帰宅。早朝の電車は満員だった。おそらく、朝まで職場や避難場所で過ごした人たちが、帰宅していたのだと思う。

昼すぎまで寝て、外へ買い物に出た。街はいつもと同じ平和な感じで、天気もよく、犬の散歩をしていたり、コンビニで立ち読みをしている人すらいた。

店は一部休みのところもあったが、わりと平常通り営業していた。しかし、コンビニではやはり水や食料などが大体売り切れていた。ときおり入荷しているようだが、いつもより量が少ないらしい。

それでも、街はほぼ日常と変わらない様子で、なんだかホッとした。

テレビでは、津波による被害の映像や、福島第一原発の状況報告を繰り返し流している。ネットでは、地震に対応するノウハウや、節電への呼びかけがひろがっている。

余震は金曜からずっと続いていて、東京で震度3くらいのものが2~3回、震度1~2程度のものはおそらく10回以上は来ている。

今回の地震・津波による死者は1000人以上とも言われている。いまだに孤立している人や、避難所で過ごしている人もたくさんいて、決して小さい被害ではない。しかし、1000年に一度ともいわれる超大規模な地震にしては、被害が大きくないという印象を受ける。

金曜の午後3時前という地震のタイミングは、通勤ラッシュにあたらず、日中で明るい時間帯で、かつ翌日が休みだったので、不幸中の幸いだったかもしれない。また、日本のインフラや対応体制が比較的しっかりしていて、国民や企業もパニックにならず、冷静かつ協力的に行動していることで、社会がほぼうまく回りつづけている。日本はやっぱりすごい国で、いい国なんだというのをあらためて感じた。


関連エントリ:
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震 M8.8は国内最大、1900年以降の全世界でも5位の規模 今後1か月は余震に注意
http://mojix.org/2011/03/12/touhoku-jishin