2011.07.26
カップラーメンのフタを何で押さえるか
カップラーメンを作るとき、カップラーメンに最初からついているフタだけでは、頼りない。いちおう、端のところを折り曲げて止められるようになってはいるが、3分とか5分の待ち時間のあいだに、これがいつのまにか外れてしまって、フタがめくれている、ということがときどきある。

待ち時間のあいだにフタがめくれてしまっては、湯の温度がさめる上に、フタによって蒸す効果も減るので、ラーメンの仕上がりは格段に悪くなるだろう。

そこで以前の私は、カップラーメンのフタの上に、皿をよくのせていた。皿をのせておけば、いつのまにかフタがめくれることは絶対にないので、ちゃんと仕上がる。

しかしあるとき、事件は起きた。カップラーメンができて、皿をとりはずすとき、ちょっと手が皿の端にふれてしまい、カップラーメンの容器ごと横転してしまったのだ。

幸い、流しの上だったので、被害はそれほどでもなかった。しかしこれがもし、机の上だったりすると、とんでもないことになっていたし、大やけどしていたかもしれない。それ以降は、皿はのせないようにしたり、皿をのせるときは、はずすときに慎重にやるようになった。

その後、皿を上回るソリューションを見つけた。それは、ティッシュペーパーの箱である。

ティッシュペーパーの箱は、カップラーメンのフタを押さえるには、じゅうぶんな重さがある。しかし同時に、皿ほど重くはなくて、だいぶ軽い。これなら、万が一、端のほうに手を引っかけても、ティッシュペーパーの箱だけが横転して、カップラーメンの容器は無事、という確率が高そうだ。もちろん、手のあたり方や状況によっては、カップラーメンごと横転する可能性ももちろんあるが、少なくとも皿よりはだいぶマシだと思う。

しかし、カップラーメンのフタにティッシュペーパーの箱をのせる、というのは相当にヘンなことも確かだ。洗濯バサミみたいなものでフタを止めるとか、もっとマシな方法もありそうに思う。なんにせよ、それを外すときに、容器ごと横転させる失敗がなるべく起きにくい方法であればいい。

この「カップラーメンのフタを何で押さえるか」問題は、カップラーメンを食べるすべての人に関係ある重要な問題だと思うのだが、定番のソリューションがない、というのはなぜなのだろう。いつのまにかフタがめくれていてガッカリしているのは、私だけなのだろうか。


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