2012.08.17
米国の人口が3.14159265億人に 円周率と同じ並び
ロイター - 米国の人口が3.14159265億人に、円周率と同じ並び(2012年08月15日 10:51 JST)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE87E01T20120815

<[ワシントン 14日 ロイター] 米国勢調査局は14日、東部時間の午後2時29分を過ぎた直後に、米国の総人口が3億1415万9265人になり、円周率と同じ並びになったと発表した>。

<同局の主任人口統計学者ハワード・ホーガン氏は声明で、「これは何世代もの間に1度しか起きないこと。『アメリカン・パイ(π)』を祝おう」と述べた。そして、この出来事が数理統計学者にとって「非常に意味のあること」だとも指摘した>。

<その約1時間半後には、米国の人口は3億1415万9667人となり、円周率の並びに別れを告げた>。

わりとしょうもないニュースだけど、ちょっとおもしろい。これって、年月日や時分秒の数字が規則的に並んだりしたとき、「記念すべき瞬間だ!」とハシャぐようなものだろう。

米国勢調査局の主任人口統計学者ハワード・ホーガン氏も、「アメリカの人口がもうすぐ円周率の並びになるぞ!」とずっと楽しみにしていて、なった瞬間、「これは何世代もの間に1度しか起きないこと。『アメリカン・パイ(π)』を祝おう!」と声明を発したわけだ。子供のような喜びが伝わってくる。

<その約1時間半後には、米国の人口は3億1415万9667人となり、円周率の並びに別れを告げた>というシメもいい。言い回しがどことなく翻訳調で、それが逆に軽妙な感じを生み出している。