2013.05.01
Python製のリポジトリ管理ツール「RhodeCode」 MercurialとGitの両方に対応
RhodeCode
http://rhodecode.org/



RhodeCodeは、Pythonで書かれたリポジトリ管理ツールで、MercurialGitの両方のリポジトリ形式に対応している。

リポジトリ管理といえば、なんといってもGitHubが超有名である。RhodeCodeは、GitHubみたいなリポジトリ管理を、自分のサーバでできるようにするものだ。この種のものでは、RailsベースのGitLabがわりと有名だが、RhodeCodeはPythonで書かれており(Pylonsベース)、MercurialとGitの両方のリポジトリ形式に対応している。

私はメイン言語がPythonで、バージョン管理も主にMercurialを使っているので、このRhodeCodeを以前から愛用している。RhodeCodeはいまだにPylonsベースで、フレームワーク的にはちょっと古いのだが、品質は昔から安定していて、わりとマメにバージョンアップもしている。

RhodeCodeのセットアップは、それほど難解ではないが、それなりに面倒ではある。もっとカンタンで、これに似たものとしては、ネットサービスのBitbucketを使うという方法もある。BitbucketGitHubと似たサービスで、コードホスティング業界の2番手という感じだ。BitbucketもMercurialとGitの両方のリポジトリ形式に対応していて、かつプライベート(非公開)のリポジトリも作れる。これはGitHubではできないので、大きな強みだろう。


関連:
MOONGIFT - LDAP/ADとの認証連携もできるGit/Hg管理「RhodeCode」
http://www.moongift.jp/2012/07/20120702-2/

関連エントリ:
GitHubはオープンソースの世界をどう変えたか
http://mojix.org/2011/03/09/github-open-source