2004.09.06
ブッダとそのダンマ / 佐々井秀嶺
最近、仏教に興味が出てきて『ブッダとそのダンマ』(ビームラオ・ラムジー・アンベードカル著、山際素男訳 光文社新書)という本を買った。

著者のアンベードカルは、ヒンズー教が多数派のインドで仏教を復興した政治家。不可触民解放の指導者として知られ、現インド憲法の起草者でもある。

この本『ブッダとそのダンマ』は、<インド仏教徒1億人のバイブル>であり、ただし仏教関係者のあいだでは議論を呼んでいる本でもあるらしい。

そのアンベードカルを継いだのが、日本人・佐々井秀嶺師で、現在インド仏教徒の最高指導者だという。佐々井師は本書にも一文を寄せている(これが激烈な内容で、とても面白い)。

「佐々井秀嶺」で検索して見つけたのがこのサイト。

Sasai-G : AN INDIAN MADE IN JAPAN
http://www.tomigaya.shibuya.tokyo.jp/sasai-g/

このサイトのオーナー、なんとサイラス(Cyrus Shaoul)じゃないか。サイラスは元デジタルガレージの役員で、日本にZopeを本格的に紹介した最初の人物である。

インド新仏教とZopeの出会い。まさに「ZopeZen」?

インドといえば私はガンジーしか頭になかったが、アンベードカルや仏教の側から見る視点もあることを知った。これから少しずつ勉強していきたい。