先日「曲のダウンロードをいっそ無料にしてはどうか」というエントリを書いたが、『パーミション・マーケティング』などで知られるマーケティングのグル（首領）、セス・ゴーディンがそれと似たような話を書いている。

Seth's Blog : Let's just say the unlikely happens
http://sethgodin.typepad.com/seths_blog/2005/08/lets_just_say_t.html

＜But soon, producers seeking an audience start to make their stuff free. Because when they do, the audience goes up 100x.
And then, in order to compete, others do the same thing. Wouldn't you if you had a touring band? Wouldn't you if you had already exhausted your DVD sales and wanted a big enough audience for your sequel?＞

（大意 ： しかしそのうち、オーディエンスを探しているプロデューサーは彼らのコンテンツを無料にしはじめる。そうしたほうが、オーディエンスが１００倍になるからだ。
　そうすれば、競争のために、他の人も同じことをする。もしあなたがプロデューサーで、ツアーをするバンドを抱えていたら、そうしないだろうか？　もしあなたがすでに売り上げの止まったＤＶＤを抱えていて、その続編のためにもっとたくさんのオーディエンスにリーチしたいと考えていたら、そうしないだろうか？）

このエントリの中で、フリーコンテンツの例としてibiblioが引かれている。このロゴ、どこで見たっけ？と思ったら、sourceforgeでミラーサイトを提供しているところだ。

ibiblioは、フリー、オープンソースのソフトウェア関連だけでなく、フリーのオーディオやムーヴィーなども集めている機関のようだ。