ほぼ日刊イトイ新聞 山田真哉の「みんなの、これから」が面白い
ほぼ日刊イトイ新聞 - 山田真哉の「みんなの、これから」
http://www.1101.com/yamada_shinya/
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が100万部を突破した、公認会計士・山田真哉のインタビュー連載。
全10回が今日で完結しましたが、これ、すごく面白いです!
『さおだけ屋~』はパラパラっと立ち読みしただけの私ですが、このインタビューは最高に面白い。
山田真哉、かなり変人です(笑)。
私は変人が好きです。はてなが「変な会社」を自称しているように、私にとっても、「変人」は名誉の称号です。
「第4回 1年で使ったお金は1万円。」にある、
<結婚したとき、妻が「カレンダーを買う」と言ったので、信じられませんでした。
「カレンダーなんて、もらえるじゃん!」>
というエピソードや、「第6回 年収の3年ぶんの貯金がありますか。」にある、ラスベガスに1人で行って、
<ギャンブルもほとんどせず、ホテルの部屋で日本チャンネルを見ていました>
そのラスベガスへ行った理由というのが、
<25歳のとき、人生で初の海外旅行だったんです。
25にもなって、
海外に行ったことがないのもどうかな、
最初はやっぱアメリカかな、と思いましてね。
そのときは、結婚もしていないし
彼女もいなかったので、
ひとりで行っても楽しいところをさがして、
それで浮かんだのがラスベガスです。
エンターテイメントの場所だから、
ひとりでもショーが見られたりするのかなぁ、
などと思って行ってみたら、
街じゅうがカップルだらけで!>
という話など、一体なぜそういう思考の流れになるのか、驚くべき面白さではないでしょうか。
他にも、彼の変人ぶりを伝える面白いエピソードがいろいろ。変人ぶりだけでなく、心打たれる話もたくさんあります(阪神大震災で家が全壊し、借金を背負って、それ以来「生き急ぐ」ようになった話など)。
私は数年前、仕事の打ち合わせで、一度だけ山田さんに会ったことがあります。当時彼は大手監査法人に属していて、とても腰が低く、人あたりのいい若者(そしてイケメン)でした。
あの人が、こんなベストセラー作家になるとは予想もしていませんでしたが、この連載を読むかぎり、たぶんあの人柄は変わっていないんだろうな、と思いました。そして、実はこんな変人だったことを知って(笑)、かなり親しみが湧きました。
時代や世の中を変えていくパワーを持った人は、多かれ少なかれ、変人だと思うのです。
アップデート (10/5) :
はてなの「変な会社」記事を受けての、はてな近藤さんのエントリ。
jkondoの日記 : 変な会社、変な人
http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20050706/1120620383
<よく考えてみれば、こんな会社が好きだなあとか、こんな人になりたいなあ、と思う時はいつも、少し変な部分に憧れている気がします。周りのインターネット企業の社長さんなんかを見渡しても、やっぱり魅力的な方は「控えめに言って変人ばかり」という気がします>。
<新しい事を始めて、それで世界を変えていくようなことをやろうとするのは、いつも変な人なのかも知れませんね>。
これのマネをしたつもりはないのですが、近藤さんがほとんど同じことを書いていました。まったく同感です。
http://www.1101.com/yamada_shinya/
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が100万部を突破した、公認会計士・山田真哉のインタビュー連載。
全10回が今日で完結しましたが、これ、すごく面白いです!
『さおだけ屋~』はパラパラっと立ち読みしただけの私ですが、このインタビューは最高に面白い。
山田真哉、かなり変人です(笑)。
私は変人が好きです。はてなが「変な会社」を自称しているように、私にとっても、「変人」は名誉の称号です。
「第4回 1年で使ったお金は1万円。」にある、
<結婚したとき、妻が「カレンダーを買う」と言ったので、信じられませんでした。
「カレンダーなんて、もらえるじゃん!」>
というエピソードや、「第6回 年収の3年ぶんの貯金がありますか。」にある、ラスベガスに1人で行って、
<ギャンブルもほとんどせず、ホテルの部屋で日本チャンネルを見ていました>
そのラスベガスへ行った理由というのが、
<25歳のとき、人生で初の海外旅行だったんです。
25にもなって、
海外に行ったことがないのもどうかな、
最初はやっぱアメリカかな、と思いましてね。
そのときは、結婚もしていないし
彼女もいなかったので、
ひとりで行っても楽しいところをさがして、
それで浮かんだのがラスベガスです。
エンターテイメントの場所だから、
ひとりでもショーが見られたりするのかなぁ、
などと思って行ってみたら、
街じゅうがカップルだらけで!>
という話など、一体なぜそういう思考の流れになるのか、驚くべき面白さではないでしょうか。
他にも、彼の変人ぶりを伝える面白いエピソードがいろいろ。変人ぶりだけでなく、心打たれる話もたくさんあります(阪神大震災で家が全壊し、借金を背負って、それ以来「生き急ぐ」ようになった話など)。
私は数年前、仕事の打ち合わせで、一度だけ山田さんに会ったことがあります。当時彼は大手監査法人に属していて、とても腰が低く、人あたりのいい若者(そしてイケメン)でした。
あの人が、こんなベストセラー作家になるとは予想もしていませんでしたが、この連載を読むかぎり、たぶんあの人柄は変わっていないんだろうな、と思いました。そして、実はこんな変人だったことを知って(笑)、かなり親しみが湧きました。
時代や世の中を変えていくパワーを持った人は、多かれ少なかれ、変人だと思うのです。
アップデート (10/5) :
はてなの「変な会社」記事を受けての、はてな近藤さんのエントリ。
jkondoの日記 : 変な会社、変な人
http://d.hatena.ne.jp/jkondo/20050706/1120620383
<よく考えてみれば、こんな会社が好きだなあとか、こんな人になりたいなあ、と思う時はいつも、少し変な部分に憧れている気がします。周りのインターネット企業の社長さんなんかを見渡しても、やっぱり魅力的な方は「控えめに言って変人ばかり」という気がします>。
<新しい事を始めて、それで世界を変えていくようなことをやろうとするのは、いつも変な人なのかも知れませんね>。
これのマネをしたつもりはないのですが、近藤さんがほとんど同じことを書いていました。まったく同感です。