2006.01.06
弁当屋の弁当は 「動的」 コンビニ弁当は 「静的」
「動的なWebサイト」というと、一般の人は、
「Flashなどがあって動きのあるWebサイト」
を連想すると思う。

Webエンジニアならご存知の通り、
Webのサーバサイド技術でいう「動的」「静的」とは、

「動的」 (ダイナミック dynamic)
アクセスされたときにHTMLページを生成

「静的」 (スタティック static)
アクセスされる前からHTMLページがある

といった意味だ。

この違いを説明する必要があるとき、
私はよく「弁当」のたとえを使う。

「動的」
弁当屋の弁当。注文を受けてから、ごはんやおかずを詰める。
容器がデザイン(テンプレート)で、そこに中身(コンテンツ)を詰める。

「静的」
コンビニの弁当。できあがった弁当が、棚に並んでいる。
容器と中身があらかじめ一体化している。

弁当屋のほうが、出す側はたいへんだが、できたてでおいしい。
コンビニ弁当は、出す側はラクだが、新鮮さでは劣る。


関連エントリ :
ブログがWebにもたらしたMVCモデル - コンテンツ、デザイン、テクノロジー
http://mojix.org/2005/10/02/140609