2008.08.02
全文配信のフィードだけ読む
ksh Days - 考えるネタ
http://d.hatena.ne.jp/ksh/20080731/1217520169

<Livedoor Reader を使い始めてから Web 巡回にかかる時間が激減した。そして読むものの傾向が変わった。簡単に言ってしまうとRSSで全文配信しているものを中心に読んで、部分配信のものは厳選するようになった。おもしろいブログを見つけるとまずは RSS で全文配信されてるか確認する。されてない場合、かなり密度の濃いものでないかぎり、まず巡回の対象にはならない>。

「全文配信のフィードだけ読む」という割り切り。このスタイルはおもしろい。

フィードで全文配信されているブログだけを読めば、ブログ巡回がフィードリーダーだけで完結するので、読む時間がだいぶ節約できる。

ブログを読むのは無料だが、時間もコストだと捉えれば、フィードで全文配信していないものは、読むための「時間コスト」が高くなるわけだ。

巡回するブログが大量になれば、この時間コストの蓄積はたしかに無視できないレベルになってくる。

私の場合、全文配信でないフィードもたくさん読んでいるが、全文配信でない場合、ブログ本体までは見に行かないということはたしかにけっこうある。全文配信だったらおそらくそのまま読んでいたはずなのに、行かないわけだから、ブログ側から見れば「機会損失」かもしれない。

私はあまり意識しないで、このmojix.orgのフィードを全文配信にしていたのだが、フィードリーダーで読むというスタイルがだんだん普及してきているので、「フィードが全文配信かどうか」というのはたしかに重要なポイントかもしれない。

そのフィードが全文配信かどうか、kshさんは「目で見て判断」するしかないのが現状だが、今後はフィード自身に「全文配信フラグ」といった属性がついて、技術的にわかるようになれば便利そうだ。

関連エントリ:
フィードをアイテム単位に区切れば、セマンティック・ウェブが一気に現実化する
http://mojix.org/2008/03/24/feed_item_semantic_web